ご当地グルメ&スイーツ、旬を楽しむ物産コーナー、とっておきのアクティビティや体験まで、まさにその地域の良いところが丸ごと凝縮した「道の駅」。今回は福島市を中心に中通りエリアのおすすめスポットをまとめました。

道の駅ふくしま

2022年4月にオープンしたばかりの「道の駅ふくしま」。福島で一番新しい話題の道の駅とあって、取材日は平日だったにもかかわらず、館内はどこも大盛況…。特に食の充実ぶりは想像をはるかに超えていて、女子目線にこだわったテイクアウトのスイーツやお惣菜に目を奪われたり、豊富なラインナップのフードコートに頭を悩ませたりと、わくわくが止まりません。7月にはフルーツ王国自慢の桃の季節を迎え、ますます盛り上がる「道の駅ふくしま」から目が離せません！

なんと手づくりホールケーキのオーダーまでできるとは驚き！(予約不要、４号2,600円～)

樹木に成っている果物を収穫して遊べる、フルーツ王国らしい屋内こども遊び場も人気。

花手毬プレート　1,380円
目にも鮮やかな野菜の手毬寿司が目を惹く、ヘルシー＆フォトジェニックなひと品。

大笹生の2色カリィ　1,380円
その日によって異なる2色のカレーは10～15種のスパイスを独自にブレンドし、専門店ならではの奥深い味わいが感動的！米は地元大笹生産の「天のつぶ」、お皿を彩る野菜も地元産で、美味しさとオシャレさを見事に両立しています。カレーのお供にはあんずと桃をブレンドした季節のラッシー(400円)を♪

チョコパンケーキ　500円
しっとり生地のパンケーキにたっぷりチョコでデコレーション♪クッキーやガトーショコラとの食感の違いも楽しく、甘さ控えめなのも嬉しいポイント！暑い夏にはさっぱりと涼を届けてくれるスムージー370円もぴったり！

(左)雪うさぎ　390円
もちもち生地にチーズムースと果汁のピューレが入ったパティシエ特製スイーツ。
(右)いちごフルーツパンケーキ　570円
福島市で人気のパンケーキ専門店「キャンディ・ドゥ」のパンケーキも販売。見るからにふかふかで幸せ♪

※この記事はaruku2022年7月号に掲載したものです。

道の駅 国見 あつかしの郷

2016年のオープン以来、国見町の観光拠点としても人気の道の駅には、今でも年間130万人もの人が訪れるそうです。こちらで見つけた映えポイントは、道の駅ならではの地元の農産物たち。抜群の鮮度もさることながら、スーパーではなかなかお目にかかれない特大サイズのアスパラガスや、こんなに種類があるなんて知らなかったエディブルフラワーなど、初めての出会いに感激しました！しかもこうした農産物を使ったおしゃれなカフェメニューでいただけるのが嬉しいところ。お店で美味しく食べた後は買って家でも楽しむ。理想的な道の駅の攻略法です。

(左)桃ピザ　800円
自社のパン工房でこのメニュー専用に開発したもっちり生地に、桃のコンポートをたっぷり乗せた人気スイーツ。華やかな彩りを加えるあんずのドライフルーツもきちんと国見産♪
(右)アフタヌーンティー　7月中は要予約1,600円
道の駅では珍しい本格的な英国式のアフタヌーンティーも提供。7月は桃仕様で登場予定！

地元野菜たっぷり ももたんプレート　1,180円 ※内容は変更になる場合があります。
旬の野菜をオシャレなプレートランチで楽しめます。この日は丸ごとズッキーニのグラタンやオクラとアスパラの肉巻きなど、趣向を凝らした料理に舌鼓♪ヘルシーでも満足感は◎です。

旬のお刺身盛り合わせとお花畑サラダ　1,000円
海のない国見でも鮮度には自信あり！和食専門の料理人が目にも鮮やかに仕立てています。

華やかなエディブルフラワーは直売所で購入できます。

県内唯一の宿泊できる道の駅！ここを拠点に夏レジャーを満喫するのもおすすめ！

※この記事はaruku2022年7月号に掲載したものです。

道の駅 伊達の郷 りょうぜん

旅人と地元の人が行き交う「宿場」と、伊達の美味いものに出会える「ビストロ」をコンセプトに2017年にオープン。行列ができるジェラート屋さんとして知られる「まきばのジャージー」が道の駅に初出店したほか、ふくしまプライドにも認定された銘柄鶏の伊達鶏や、館内のパン工房で焼き上げたおもてなしパンも人気です。道の駅というと観光客向けのイメージですが、ここは地元の人も買い物に訪れるくらい地域にも密着しています。ほかに、サイダーや釜めしなどの地元食材を使ったオリジナル商品もあります。さらには、いちご、さくらんぼ、ぶどう、桃、あんぽ柿などのフルーツが季節ごとに楽しめ ます！県内唯一、いちごや桃のフルーツ狩りができるのも魅力です。

(左)伊達桃のシェイク　420円 ※7/16～販売開始
桃なら霊山だって負けてません！完熟した伊達の桃とオリジナルのソフトクリームで仕上げた上品な甘さのミルクシェイクをご賞味あれ！

(右)苺・いちご・イチゴdeいちご気分　680円
「伊達の郷りょうぜん」に出店している、大人気ジェラート専門店「まきばのジェラート」の新メニュー。お好みのジェラートアイスに地元霊山産のいちごを使ったいちごジャムとドライいちごをトッピング。いちご好きにはたまらないひと品です。

7月中旬から道の駅を拠点としたフルーツ狩りの受付もスタート。桃畑での試食＋お持ち帰り2個で800円はお得！開催日は、7/30、31、8/6、7(各回定員30名)

※この記事はaruku2022年7月号に掲載したものです。

道の駅つちゆ

県内に35ある道の駅の中でも最も早い1993年に誕生した「道の駅つちゆ」。標高800ｍの高原に位置し、土湯温泉への湯めぐりや、磐梯吾妻スカイラインなどのツーリングのターミナルとして、大自然の恵みを堪能できる道の駅です。土湯温泉のキャラクターグッズやオリジナル商品が充実しているのもポイント！朝採りの新鮮野菜や土湯温泉の特産品「手づくりこんにゃく」、「こんにゃくアイス」、地元の醸造所で作られた「ORARAのどぶろく＆シードル」など特産品も豊富。

(左)つちゆソフト　500円
クリーミーな高原ミルク、抹茶のような味わいの熊笹、すっきりとした山ぶどうと3種のソフトを同時に楽しめる人気No.1メニュー！
(右)こんにゃくアイス　250円
土湯温泉名物のこんにゃくがアイスに⁉溶けても垂れず、ぷにぷにとした独特の食感にハマる人続出！食物繊維が豊富なこと、カロリーが低いことなどヘルシー食材としての魅力も◎。

※この記事はaruku2021年5月号と2022年7月号に掲載したものです。

道の駅 安達「智恵子の里」上り線・下り線

全国的にも珍しい上下線で楽しめる道の駅。上下線で品揃えが違うので、両方を行き来して楽しむのも◎。

上り線

1996年オープンと、県内では老舗の部類に入るアットホームな道の駅。智恵子抄の中で詠まれた「レモン哀歌」にちなんだレモンを使ったお菓子や、県民のソウルドリンクである酪王カフェオレのソフトクリーム、1000年以上の歴史を誇る、上川崎和紙の魅力に触れられる紙すき体験など、見どころも満載です！

二本松市の上川崎地区に1000年以上受け継がれてきた上川崎和紙。道の駅の敷地内にある「二本松和紙伝承館」は紙漉きの技を次世代へ伝承するためにできた施設です。気軽に楽しめる紙漉き体験も好評で、風情ある和紙はお土産にもぴったり！

納豆バーガー　290円
下り線のベーカリーの焼きたてふんわりバンズで挟むのは納豆、ひじき、おからなどで作った特製パテ。さらに大葉、チーズ、キムチ、からしマヨまで加わった超個性派バーガー。予想外の組合せが意外なほどマッチします。

※この記事はaruku2021年5月号と2022年7月号に掲載したものです。

下り線

下り線には地元の特産品や新鮮野菜、歴史のある名菓などが充実の品揃え。毎月開催されるマルシェにはキッチンカーも登場して盛り上がります。

常時50種類以上のおいしいパンが並ぶ「二本松ベーカリー」。人気No.1の「幻のクリームパン」は、やわらかいパンの中にバニラビーンズ入りのカスタードホイップがたっぷり！イートインコーナーもあり、焼きたてパン＆コーヒー、ソフトクリームでほっと一息つけますよ。

道ナカ食堂「酪王イチゴオレカフェ400円」。イチゴオレソフトにカラフルな“おいり”をトッピング。ほかにも、定番の定食(3種)やちょっとスパイシーな「ざくさくカレー」などもリピーターに人気。

※この記事はaruku2021年5月号に掲載したものです。

道の駅 たまかわ「こぶしの里」

福島空港そば、標高400ｍの高台に建つ道の駅。阿武隈川の豊富な水源に恵まれた環境で育てた高原野菜や玉川村の名産品「さるなし（キウイフルーツの原種）」を使った加工品も多彩に販売。道の駅内の果樹園では「果物摘み取り体験」も実施しています。7月～9月は「ブルーベリー」、10月中旬～11月上旬は「さるなし」

農家さんの思いが詰まった新鮮野菜は色鮮やかで種類も豊富。農家さんの名前でリピ買いするお客様もいるそう。

玉川産の空心菜と「さるなし」を使ったオリジナルソフトクリーム(各300円)

※この記事はaruku2021年5月号に掲載したものです。

道の駅 川俣

川俣町の名産品「川俣シャモ」を使った多彩な料理が味わえるレストラン「シャモール」をはじめ、本格手打ちそばや地物の野菜などが並ぶ直売所が魅力。隣接する「おりもの展示館」と「からりこ館」で、昔ながらの手織りや染色を気軽に体験しむことができます。

銘品館「シルクピア」には「川俣シャモ」の濃厚なうまみを生かした加工品や燻製をはじめ、町内の菓子店のスイーツも勢揃い。

特産品の絹製品は上質で彩りも豊かで素敵！

※この記事はaruku2021年5月号に掲載したものです。

※この記事は過去記事をまとめたものです。価格(税込表記)や内容は取材当時のものです。