睡眠中も臓器は活動しています。使ったエネルギーを補い、午前中の活動に必要なエネルギーを摂る意味で、消化の良い朝ごはんを食べることはとても大事なのです。
朝食を食べると、脳が活性化するだけでなく、体温を上げて代謝をよくし、太りにくくなる効果もあるとか。また、腸が刺激されるのでお通じもよくなります。カラダのリズムを整えることは、心と体のバランスをとることでもあります。朝ごはんも「朝活」の一環と考えて、時にはしっかり朝ごはんを作ってみませんか。

長芋の和風おやき

※写真は、長芋の和風おやきを主菜とした朝食の一例。

【教えてくれた人】 Cocoroの中島さんご夫妻
「お客様に食べていただくなら、身体に良いものを」というCocoroの食事は、玄米・雑穀米をはじめとするマクロビ食材やオーガニック食品、無添加調味料などで作られています。添えられたニンジンサラダの繊細さや、小鉢に盛られた食材の多さに、「食」を丁寧に考えるお2人の人柄を感じます。

「長芋は滋養強壮に良いと言われ、昔から食べられてきた食材です。消化酵素を多く含み、ストレスや食べ過ぎで弱った胃腸を活性化させるはたらきがあります。」と中島さん。「水分が多く、粘りが少ないので、水にさらさずに使います。醤油の代わりに、ケチャップとソースの合わせ調味料をつければ洋食のおかずにもなりますよ。」

カレーカリフラワー

キャロットラペ

たまごサラダ

※写真の左手前が「カレーカリフラワー」。ナチュレルビューのパン「レーズンカレー（180円）」にサンドしています。

【教えてくれた人】ナチュレルビュー 吉澤 恵子さん
「ナチュレルビューの食事はお肉を使わず、野菜をたっぷり摂れるもの。お店ではシェフのオリジナルで提供していますが、今回は家庭用にアレンジしたレシピを紹介します。」

青木家のモーニングジュース

【教えてくれた人】株式会社 青木商店　青木 和香子さん
「1日に必要と言われるフルーツは約200g。その量を飲むだけで摂れるフルーツジュースです。食べるより飲む方が楽だから、青木家は毎朝これを飲んでいます。おいしいりんごがベースにあれば、何をいれてもおいしくなります。セロリやほうれん草などの野菜をいれてもOK。時間を置かないで、ぜひしぼりたてを飲んでください。うちでは、脂溶性のビタミンをしっかり摂り入れるために、ナッツを一緒に食べるのが定番。お腹も空きにくくなりますよ。」

※この記事はaruku2016年3月号に掲載したものです。