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郡山市

本当に美味しい野菜はここにある! 郡山市の「旬鮮直 食材しのや」

郡山市桑野に誕生した「旬鮮直 食材しのや」。福島県内全域で採れた美味しさと質にこだわった農作物の専門店とあって、どんな野菜や食材があるんだろう?値段はやっぱり高いのかな…?直売所と違うの?など気になったarukuスタッフが、まずはお店に行ってみました!

店内に入ってみると、中は意外とコンパクト。中央の棚と、それを取り囲むように野菜棚やお酒、お惣菜が入ったショーケース、りんごジュースやお米、卵など様々な食材が並んでいました。

この日は人参やトマト、菜花や水菜など葉物野菜などが並んでいましたが、トロピカルトマトやジャンボなめこ、雪下キャベツ、郡山ブランド野菜の御前人参など近所のスーパーにはない野菜も!中には聞いたことがない名前の野菜も見かけます。

安心・安全、こだわり、オーガニック、無農薬と聞くとなんだか高額なイメージがありますが、しのやの野菜たちは普通に購入できる金額。一つ一つ見ているとどれも葉にハリがあったり、表面にツヤがあったり、茎がシャキッとしていたり。その新鮮さが目で見てもわかります。

こちらは設楽ねぎという品種。1本で普通のねぎ2~3本分はありそうな太さ!!


冷蔵庫にはお酒や加工品の他、季節の野菜や果物を使った手作りお惣菜やスイーツもありました。
季節のタルト、キッシュ 270円~ ※写真はグラタンパイ、いちごタルト各300円


季節のさつま揚げ(3枚入り324円 ※写真は人参)の他、炊き込みご飯(324円)やミックス野菜のサラダ(216円)などもあって、ごはんやおかずが揃うのも魅力♪


arukuスタッフが物色していると、目に媚び込んできたのがカブ。カブって漬物でも味噌汁でも煮込みでもなんでも美味しいんだよね~。「このカブ、ニッケイファームさんが作っている『しろのすけ』というカブで、ミネラルをたっぷり含んでいるから塩気とうまみがとってもあるんですよ。しょっぱい野菜って珍しいですよね」と店長さん登場。カブなのに塩気がある!?なにそれ、とっても気になるんですけど。「身がすごくシャキッとしているのでそのままサラダにまぜてもいいですし、スライスして塩昆布で軽く揉み込んでも旨みが出てオススメです!」。そんなこと言われたら、これは買うしかないでしょう…!!

他にも気になった野菜を聞いてみると「このちぢみほうれん草は…、わさび菜は…」、と何でも細かく説明してくれる店長さん。どの野菜も本当に美味しいんだろうなあと思わせる話しぶりに、じゃあ食べてみようかな!?という気持ちになってしまうから不思議です。

お店に来るお客さんも、篠原さんの説明に「へえ~」と感心しながら聞いたり、「これはどう食べるのが美味しいの?」と聞いたり、やり取りを楽しんでいる様子が伺えました。昔ながらの八百屋さんに来たみたいで、なんだか懐かしい!!

ポップには説明書きもありますが、スタッフさんの説明でより野菜の特徴を知ることができます。しかも、お店にはあえて多く食材を並べていないそう。鮮度保持のため、売れてきたらこまめに補充しているのだとか。冷蔵庫と温度差を広げない、光に充てない、を徹底していることにも食材への愛情を感じました。

そんなこんなで同行したスタッフたち、このあたりの野菜をお買上げしてしまいました(笑)。今日の夕食が楽しみです。

「説明できない野菜は売らない」-旬鮮直 食材しのやを立ち上げた、店長・篠原さんの思いとは?

店長 篠原さん


珍しい野菜や、お店スタッフさんとのやり取りなど、他にはない特徴の「食材しのや」を立ち上げた理由などを店長の篠原さんに伺いました。


―篠原さんが「旬鮮直 食材しのや」を立ち上げた理由は?
篠原 まずは、本当に美味しい食材を広く知ってもらいたい、という思いからですね。私たちは「居酒屋 しのや」で、地元の生産者さん達が作る野菜や果物、肉やお酒などを提供しているのですが、せっかくの地元の食材、お客さんに美味しく味わってもらうためにこの野菜はどう作られているのか、どんな調理をしたら美味しいのか私たち自身も知る必要がありました。そこで、お店のスタッフたちと生産者さんの畑を直接見させてもらったり、話を聞いたりして、自分たちも自信を持って本当に美味しいと思える食材を選んで、提供しています。


―安心・安全な食材というもの大前提にしていますね。
篠原 安心安全の基準とは?と追及していくと肥料にしろ、水にしろ、適切な管理の上で適切な量が使われていること、だと思うんです。しのやでは現在、40組ほどの生産者さんと提携しているのですが美味しく、かつ安心して食べられる食材にするため、植物の生育に合わせて管理をしながら肥料を与えたり、人体に影響がない材料で殺虫剤を作ったり、みなさん本当に色々な工夫をされています。


―だからこそ、美味しい野菜ばかりなんですね。他ではあまり見かけない野菜を置いているのもしのやさんの特徴ですね。
篠原 生産者さんはスーパーや直売所で売っている種類ばかり作っているわけではありません。飲食店向けに、色んな種類の野菜や果物を作っている方もいらっしゃいます。なので、お店じゃないと食べられない野菜も意外と多いんですよ。でも生産者さんからすると、お店に来た人だけじゃなく、色んな方に食べてもらいたいですよね。私たちもこの美味しい野菜をもっと色んな方に知ってほしい、という思いもあった。だから、そういう野菜たちを気軽に購入できる場所を作ったんです。


―篠原さんのお話を聞くと、実際どの野菜にもストーリーがあって興味深かったです。
篠原 あまりなじみのない食材だからこそ、説明できない野菜は無責任に売れません。例えば、白河市の農家さんが作った、ちょっと割れが入っている「ひとみ人参」という野菜があります。割れなんてあれば、普通市場に出せません。ですが、この種類は他の人参より柔らかいため、割れがあるのが特徴なんです。甘みがあるので生でもいけるし、蒸し料理にするとさらに甘くなって人参臭さも全くない。野菜嫌いのお子さんでもこの人参を食べたら大好物になった!なんて話も聞きます。

(左から)ニッケイファーム 大竹さん、店長 篠原さん


―そういった野菜が知られていないのは確かにもったいないですね。
篠原 そうです。だから、しのやでは食材1つ1つが持っている、背景やストーリーなど付加価値を付けて広めていければと。どんな野菜なのか、どんな所で作られているのか、どんな人が作っているのか、どんな切り方や料理にしたら一番美味しいのか‥‥。季節ごとに旬の食材も変わりますから、その時その時に入ってきた食材の魅力をどんどんこの場所で発信していきたいですね。

「旬鮮直 食材しのや」は、その名の通り、旬の食材を新鮮な状態で、生産者さんから直送された食材に出会える場所。季節ごとに色んな野菜や果物が登場したり、初めて知る種類もあったり、訪れる度に新しい発見がありそうです。また、これからお惣菜なども増やしていく予定とのこと。今後も食材しのやでの食材との出会いが楽しみです。

SHOP INFO

旬鮮直 食材しのや

Googleマップ

福島県郡山市桑野3丁目15−6 クローネ郡山 II

営/10:00~18:00
休/日曜(月曜が祝日の場合営業、月曜休)
P/有

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