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漢字が苦手になる子どものタイプ

小学校4年生にもなると、習う漢字の画数も増え、一つ一つの意味も感覚で捉えることがそれまでとくらべて難しくなってきます。たとえば「以」「候」「機」「観」「議」など。
漢字に対して苦手意識のある子どもは、自分が理解できないと先に進めない気質がある子、ノートに何度も書いて覚える事が面倒と思ってしまう子が多いそうです。

小学校低学年では「覚えさせるためは興味をもたせる」方法が効果的で、身近な物事を読めたり書けたりすることで進んで覚えようとしますが、学年が上がる度にだんだん苦手意識をもつようになるのは、子どもの興味が薄れていくことも原因の一つです。

興味を持つ以前に、何度も紙に書いて覚えさせようとしまうと飽きてしまい、漢字自体が苦手、覚えたくないというケースに発展しがちです。

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どうやって漢字の苦手を克服するのか

漢字が苦手な子のために、ノートに何度も書いて反復で覚える勉強よりも効率の良い方法です。

1.「書き」より「読み」を先に覚えさせる
たとえば小学校4年生であれば、学年で習う漢字すべての「読み」を覚えさせてみましょう。
ノートに何度も書かなくて良いので、読めた漢字と読めない漢字をしっかりわかるようにしておきます。読めなかった漢字はその場で覚えて、毎日「読む」だけの反復をします。

全部読めるようになってから、「書き」をはじめますが、これまで何度も読んでいるので、ノートいっぱいに書かなくても覚えが早いはずです。

2.覚えにくい漢字の意味を教え、理解させる
ちょっとつまずきそうな画数の多い漢字や、意味が理解できていない漢字は、例文を作り、例文ごと覚えさせると良いです。
また、「ころもへん」と「しめすへん(ネ)」の違いなど、部首が混同してしまう間違いが非常に多くなります。こちらも単語だけでなく、例文をつくって一緒に覚えさせましょう。
例)裕福・・・裕がころもへん、福はしめすへん

3.部首の意味を教えてあげる
さきほどの「しめすへん」と「ころもへん」の違いのように部首ごとに意味があることを教えてあげましょう。例えば「ころもへん」は衣食住に関する漢字で、「しめすへん」は神様や信仰に関する漢字ということです。

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国語の点数アップにとても重要な漢字

漢字の勉強をおろそかにすると、国語の成績をどんどん落ちていきます。そうです、国語の成績の基礎は漢字といっても過言ではありません。
国語の成績アップに重要なことは習う学年の漢字の読み書きができるかどうかにもかかってくるといいます。なぜなら、国語のテストでは必ず漢字の問題があり、全問中15%~25%が漢字の問題になっているからです。

また、読解力を身につける上でも漢字のもつ意味が理解していることで文章で筆者が言いたい事のニュアンスをつかみやすくなるのです。

いかがでしたか。塾講師からの情報によると漢字に対して苦手意識がなくなることで、国語の成績がグンとあがった子も多くいるとのことです。
家庭でなかなか指導できない場合には、塾の先生と相談してみるといいかもしれませんね。