お悩み④「小学校に入学して1ヶ月経ちますが、なんだか楽しくなさそうな様子…。そんな時、親として何をしてあげればいい?」

(相談者:小学1年生のママ・Wさん)
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入学したての時期は、環境の変化に慣れないこともあるので心配になりがちです。小1のお子さんが何に悩んでいるか上手く話せないかもしれませんが、まず私たち親は、子どもの気持ちを「ありのままに聞く」ことが大切だと思います。そして「話してくれてありがとう。ママ嬉しいよ」とI(アイ)メッセージを贈ることが効果的でしょう。時には学校の先生に様子を聞くことも良いと思います。
大切なことは、自分の気持ちや意見を一切言わずに聞くということ。「ありのままに聞く」「なんでも話せる関係性を築く」ことで安心感、信頼関係を築くことができれば、学年が進んでもその関係が継続できます。何でも話せる=安心できる環境があれば、子どもは自分で少しずつ環境の変化に慣れていけます。子どもの成長には環境変化に対応することや、見守る姿勢も重要だと考えています。これは小1だけではなく、小・中・高と学年が進んでも同様だと考えております。

◆中学生の場合…
中学校は小学校と違い、学校生活面で大きな環境変化があります。まずは子どもの様子をよく見ることや、「ありのままに聞き」ながら、子どもが安心できる親子関係を築いていきましょう。そして学校、部活、塾、家庭学習など1日のスケジュールを一緒に考えるのも良いでしょう。その時に「一日ここまで勉強する」など目標を立てながらやると、スケジューリングも楽しくなりますね。
人間関係の構築や時間管理は、大人になってから特に求められることです。中学生のうちから身に着けていくために、基本的には自分で解決できるよう見守る姿勢が必要です。特に子ども同士の人間関係に親が感情的になって介入するのは、子どもにも悪影響を与えかねません。冷静に状況を把握し、時には学校の先生などに相談すると良いと思います。
また、こうした悩みは春から夏にかけて落ち着いていくことがほとんど。環境に馴染むまでには数か月かかると思って、焦らずに子どもを信じ、経験させていきましょう。

※この記事はaruku2018年5月号に掲載したものです。