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郡山市

世界に一本だけの贈り物。木工作家の想いが詰まった「木製ボールペン」の魅力とは?

ペン好きのarukuスタッフがいろいろなお店の素敵なペンを紹介するペン特集。
今回は、インテリアのショップだけど、プレゼント向けのペンがあると聞いて「Labotto Living style」へ行って見ました。

【話題のペン書き比べレポ Vol.2】

Labotto Living style

質の高い家具やインテリアグッズが中心のショップの一角で、ボールペンを発見!
品数こそ少ないものの、初めて見る木材で作られたペンや、一度は聞いたことがあるような貴重な木材で作られたペンなど、個性豊かで素敵な木製のペンが並んでいました。今回は「Labotto Living style」のマネージャー、齋藤直美さんに「木製ボールペン」を紹介していただきました。

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伝統工芸ろくろ挽きで仕上げた天然木のボールペン

「Labotto Living style」で取り扱っている木製ボールペンは、一本一本、木工作家・河村寿昌さんの手作りとのこと。本体を回すとペン先の出し入れができる回転式のボールペンで、金具はゴールドとシルバー。太さは太いものと細いものがありました。
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太ボールペン(刻印シルバー金具)クロガキ

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細ボールペン(ゴールド金具)カリン

河村さんは、修業時代から木の収集を始め、現在、工房には250種類もの木材を所有しているそうで、各地の銘木店や材木店を訪ね歩いて集めた希少な木材や良質な木材の素材を活かした作品を作り、世の中に送り出しているんだとか。

今回紹介していただいた木製ボールペンは、河村さんが木材の端材を用いて、伝統工芸のろくろ挽き※で仕上げた天然木のボールペン。着色をしていないので、「木」本来の素材や、材料の木材によっては香りも楽しめるハンドメイドの一本です。

※木地轆轤(ろくろ)を使って、木材を回転させながら刃をあてて挽き、皿などの形に加工する伝統技術。

1.木の感触を味わいたい人にオススメ!

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写真は手前から、「太ボールペン(ゴールド金具)屋久杉」、「太ボールペン(シルバー金具)ヤマグワ」、「太ボールペン(ゴールド金具)伊勢神宮杉」、「太ボールペン(刻印シルバー金具)クロガキ」
重厚感と存在感がたっぷり!ペンの軸が太いので、木の感触やぬくもりが楽しめました。木材によって比重が異なるので、種類によって重さが違うのもおもしろいです。
■ボールペン(太)シルバー金具・ゴールド金具/各6,000円/店頭4種類

2.ペンを携帯する人にオススメ♪

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写真は手前から、「細ボールペン(シルバー金具)クロガキ」、「細ボールペン(シルバー金具)パロサント」、「細ボールペン(ゴールド金具)カリン」、「細ボールペン(ゴールド金具)ザクロ」
こちらは、スタイリッシュでおしゃれな印象。手が小さめの方にもオススメで、ほどよい軽さで持ち運びにも◎人に見せたくなるペンです。
■ボールペン(細)ゴールド金具・シルバー金具/各5,000円/店頭4種類

伊勢神宮杉や屋久杉のペンが人気とのこと。神聖な感じがして、縁起がよさそうですね。

ちなみに、ボールペンの芯交換は、アメリカのCROSS社の芯に対応。購入時はCROSS社と互換性のあるドイツのDAYACOM社の芯が入っていて、店頭で購入できる替え芯もDAYACOM社のものになっているそう。ペン先にインクのダマができづらいのが特徴です。
■「替え芯」(DAYACOM社)/ブラック/200円

古き良き日本の職人の技。そして、一本一本表情が異なる木々の歴史。その二つが出会って生まれた世界で一本だけのペン。そこに、量産品とは異なるひとつひとつの物語を感じました。ペン購入の際は、「木材」についての一口メモが添えられていますので、改めて読むのもおもしろいですし、それをプレゼントした相手に紹介するのも楽しいですね。
今後も新たな出会いを求めて、ペンをさがしていきたいと思います。

※すべて一点もののため、その時に応じて在庫状況が異なります。
※値段はすべて税抜き価格です。
※「Labotto Living style」では、河村さんお手製の万年筆も取り扱っているそうです。木が好きな人はもちろん、手作りのものや、貴重なものが好きな人はぜひご購入を検討してみてはいかがでしょうか。

※この記事は2018年9月に制作したものです。価格や内容は取材時のものです。

【取材協力】

SHOP INFO

Labotto Living style【ラボット リビング スタイル】

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郡山市並木2-1-1

    営/10:00~19:00※冬季10:00~18:30
    休/水曜

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