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福島市

お絵描きが楽しくなること間違いなし!クレヨン・鉛筆4選

ペン好きのarukuスタッフがいろいろなお店の素敵なペンを紹介するペン特集。
今回は、子どもから大人までが楽しめるユニークなお絵描きアイテムがあると聞いて福島市の「irodori」へ行って見ました。
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【話題のペン書き比べレポ Vol.3】

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国内老舗メーカーからインポートブランドなど、色とりどりの文具や雑貨を取り揃える「irodori」。一度は目にしたり使ったりしたことのある”現役”の文房具やアイテムがいっぱい。今回は「irodori」店主の三浦 隆さんに、素敵な「クレヨンと鉛筆」を紹介していただきました。

1.ガラスに!ホワイトボードに!描いて消せる魔法のクレヨン♪

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16色と6色のセットがあって、水に溶かせば絵の具のようにも使えるそう。

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早速irodoriさんのガラスで試し書き♪筆圧の弱い方でもさらっと描ける滑らかさが◎。

描き心地☆☆☆☆
安全性☆☆☆☆
楽しさ☆☆☆☆☆

窓ガラスがキャンバスに♪お絵描き好きなら必見の夢のようなクレヨン。チョークの製造メーカーが作ったもので、つるつるしたところに描けば、濡れた布などで簡単に消すことができるスグレモノです。描いていて粉が出ないことや、独特の臭いがないことも使う場所を選ばず高評価♪もちろん画用紙に描いてもきれいな発色です。主な材料は口紅などに使われるパラフィンなので小さな子にも安心して預けられますよ。使い道は想像しだいで無限大!思わず購入の一品。
■Kitpas(16色)/1,300円/日本理化学工業株式会社 ※6色セットは500円
※素材によっては消えないことがあるので必ず目立たないところでお試しの上ご利用ください。

2.お米や野菜からできた自然の優しいクレヨン。

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10色それぞれに、材料となっている「野菜」の名前が!

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普通のクレヨンよりも少し薄い感じの、ほっとする色合いがステキです。

描き心地☆☆☆
安全性☆☆☆☆
楽しさ☆☆☆☆☆

「きゃべつ」色や「とうもろこし」色など、野菜の名前がついたクレヨン。本物の野菜粉末が入っているので、少しザラザラっとした描き心地が新鮮です。国産のお米と野菜、食品の着色に使われる顔料が材料なので、万が一小さい子が口に含んでも安心♪青い野菜がないので青色がないというのも面白いです。やや薄いと感じるかもしれませんが、筆圧を加えて濃く描く練習や、紙からはみ出しても汚れが目立たないので、ちょっと絵が描けるようになった子へのプレゼントに喜ばれそうなクレヨンです。
■おやさいクレヨン(10色)/2,000円/mizuiro

3.どんな線も濃淡も自由自在なエンピツの王様!

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一般の鉛筆の軸(約7mm)より1mm以上太い9mmの厚みとホルンのマークに一目ぼれ♪

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引っかかりを感じずに、紙の上をさらさら~っと気持ちよく滑ります♪

描き心地☆☆☆☆
持ちやすさ☆☆☆☆☆
デザイン☆☆☆☆

大正6年の創業以来、トレードマークのホルンが刻印された画材を世に送り出している「月光荘」。実はここ、純国産第一号の絵具を誕生させたすごい老舗なんです。「B」の芯は柔らかくて折れやすいという先入観がありましたが、筆圧を強めても折れる気配がなく、次第に線の強弱や濃淡などが表現できて思わずにっこり。やわらかく太い芯と厚みのある木軸が特徴で、描き心地はなめらか。筆圧がかかりすぎないので30~50分描き続けていても疲れませんでした。見ためも、使い易さも大満足の1本です。
■8B鉛筆/225円/月光荘

番外編① あわせて使いたい!大人買いしたくなる消しゴム。

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一見、ただのプラスチック製の消しゴムに見えますが……使ってみてビックリ!消すことが楽しくなるくらい、とにかくよく消えるんです!しかもこのお手頃価格!お店には消しゴムだけを買いにくるお客様もいるそうですよ。
■消しゴム/75円/月光荘

4.パッケージから工夫がいっぱいのつくし文房具。

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遊び心を感じる、お菓子のパッケージみたいなジッパー。つい開けたくなっちゃいます。

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すらすら~とした描き心地で、文字を書く人にもデッサンをする人にもオススメです。

描き心地☆☆☆☆
持ちやすさ☆☆☆☆
デザイン☆☆☆☆☆

「つながる くらしと しごと」をテーマに、平成 16 年に再オープンした「つくし文具店」こだわりのえんぴつ。木の温もりを感じる丸軸は、1辺がカットされていて手にフィット。ストッパーにもなって、机の上でも転がりにくい親切設計♪芯は4Bを採用していて、従来のカリカリッとした描き心地とは異なる、柔らかな、でもしっかりと描ける楽しさが感じられました。9㎜×160mmの太めで短めな、大人も使いたくなる「えんぴつ」です。
■つくしえんぴつ(5本セット)/900円/つくし文具店

番外編② 2,000個も売れた店主一押しのペンケース。

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丈夫なリネンの帆布を使ったペンケース。ノートのように開くと中身が一覧できて、どのペンがどこにあるのか一目瞭然。閉じると手帳サイズになって、カバンの中のスペースも取りません♪様々な文具をひとまとめに、そしてコンパクトに収納して持ち歩ける大ヒット商品です。
■つくしペンケース(白・青・黒)/3,400円/つくし文具店

番外編③ スケッチブックといったらやっぱりコレ!

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今回の撮影で使用した黄色と淡い緑が特徴のマルマンの「図案シリーズ」。今年はこの「図案スケッチブック」誕生60周年の年なんです。「irodori」ではこの限定のモデルのスケッチブックも販売中。この機会に購入してみてはいかがでしょうか。

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今回の取材では、「月光荘」や「つくし文房具」など、それぞれのメーカーの歴史や、一つひとつの文房具に込められた思いなどを勉強することができました。また、「ちょっと懐かしい文房具の今の姿」などを肌で感じることで、文房具の新しい魅力に触れることもできました。とっても身近なものだからこそ、親や子どもと楽しめる共通の話題として語らいあえたら面白いなと感じます。

※1 すべて税別価格です。
※2 ☆は個人の感想です。
※3 この記事は2018年10月に制作したものです。価格や内容は取材時のものです。

【取材協力】

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irodori【イロドリ】

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福島市南矢野目字鼓田3-1

    営/11:00~19:00
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