レジャー
檜枝岐村

夏の尾瀬・檜枝岐を行く!1泊2日で自然を満喫♪

今年の夏こそ憧れの尾瀬に行きませんか?郡山市から車で約3時間、福島側の尾瀬玄関口・檜枝岐村。1日目に平家の落人伝説が残る集落をぶらぶら散策、2日目に尾瀬を歩く行程で檜枝岐村の散策と尾瀬の自然を満喫しちゃおう♪

※写真提供/檜枝岐村観光協会

1日目 檜枝岐集落を歩く!

まずは尾瀬の自然を模したミニ尾瀬公園へ行き、明日の予習。街中では檜枝岐歌舞伎の舞台を見たり、おしゃれな山小屋風のカフェで一息ついたり。夜は民宿で「山人(やもーど)料理」と呼ばれる夕食を堪能♪

中土合公園の展望台からは檜枝岐村が一望!赤い屋根の民家が連なる、独特の風景が眺められます。

ミニ尾瀬公園


尾瀬の自然を模した「ミニ尾瀬公園」は、散策用の木道・遊歩道が整備され、尾瀬をプチ体験できます。子どもからお年寄りの方まで楽しめるバリアフリー完備。


サンショウウオジェラート800円
公園名物のジェラート!ひょろりとしたのは滋養強壮効果のあるサンショウウオの燻製(!)

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ミニ尾瀬公園

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福島県南会津郡檜枝岐村左通124-6

    営/9:00~17:00(受付16:30まで) ※営業期間4月下旬~11月中旬
    入園料/大人500円、中学生以下200円 ※村内宿泊者割引あり

    kafejo monto【カフェヨ モント】

    尾瀬泉キャンプ場の入り口にあるカフェヨ モント。こだわりのスペシャルティコーヒーや、自家製のシフォンケーキなどを味わえます。

    コーヒー 500円、シフォンケーキ 500円 ※ドリンクはテイクアウトOK


    クリームソーダ 500円


    店内にはオリジナルのハンドメイド小物も販売しており、サコッシュやニット帽などアウトドアアイテムが購入できます。

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    kafejo monto【カフェヨ モント】

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    福島県南会津郡檜枝岐村字見通 1185

      営/10:00~18:00
      休/不定休

      夜は檜枝岐の温泉&伝統料理を

      ※イメージ


      檜枝岐村は旅館・民宿合わせて30軒以上の宿泊施設があり、全て温泉が引いている温泉街でもあります。


      arukuが泊まったのはとある民宿。夕食時にはそばやイワナの塩焼き、山菜料理など檜枝岐の伝統料理を楽しみました♪

      2日目 憧れの尾瀬をトレッキング!

      2日目は旅のメインである尾瀬国立公園へ。今回は出発地点の沼山峠~大江湿原~尾瀬沼を往復する、約半日コースをチョイス。あの名曲を歌いながら「花の湿原」として人気がある大江湿原を歩き、東北一の標高を誇る燧ヶ岳を眺めながら休憩し、青々とした尾瀬沼をぐるりと歩き、また湿原を歩き…。爽やかな風に吹かれながら夏の尾瀬を大満喫♪

      尾瀬国立公園

      尾瀬のメイン入口は福島県側の沼山峠と、群馬県側の鳩山峠の2カ所。関東圏からの登山客が多い群馬側に比べ、福島側は人が少なく、静かな尾瀬を満喫できます♪

      沼山峠までは山の駅御池から出るシャトルバスを利用。ここでおやつや飲み物の準備をして、往復5時間ほどのトレッキングの旅へ出かけます。


      春から秋にかけて様々な花が咲き乱れる大江湿原。


      夏からはふわふわのワタスゲ、一面を山吹色に染めるニッコウキスゲの大群落、星のような花びらのキンコウカなど花のリレーが続きます。


      お昼はおむすび弁当♪宿泊施設によってお弁当注文ができます。(写真/民宿 檜扇のお弁当)


      燧ケ岳をバックに望む尾瀬沼。周囲約7kmに木道が敷かれ約3時間で散策できます。山小屋宿泊をすれば、夕焼けで真っ赤に染まる尾瀬沼や、満天の星など見られることも!

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      尾瀬国立公園(沼山峠休憩所)

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      福島県南会津郡檜枝岐村燧ケ岳

          帰りは日帰り温泉で汗を流し、さっぱり♪


          ミニ尾瀬公園近くにある日帰り温泉施設「燧の湯」。露天風呂からは村の四季折々の表情を眺めながら、ゆっくり汗を流すことができます。登山帰りやキャンパーに嬉しい♪

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          燧の湯【ひうちのゆ】

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          福島県南会津郡檜枝岐村 檜枝岐村上ノ台208-1

            営/6:00~21:00(最終受付20:30) ※火曜は12:00から。
            休/年中無休
            入浴料金 /大人 500円、子ども 250円 ※村内宿泊者割引あり

            7~8月の服装・持ち物(日帰り向け)

            ・日除け帽子・日焼け止め
            ・半袖+羽織るもの+レインウェア
            ・ロングパンツorショートパンツ+タイツ
            ・登山靴
            ・リュック(30L前後で腰ベルトがしっかりしたもの)
            ・お弁当・おやつ・飲み物(500ml×2本が理想)
            ・地図(山や湿原ではスマホが使いにくくなります。持ち歩ける地図の用意を)
            ・救急セット
            尾瀬は2000m級の山々に囲まれた山岳エリア。しっかりとした登山の服装と持ち物を用意しましょう。夏の時期は昼間は熱中症・日焼けに注意。午後は夕立や雷になることが多く、レインウエアや速乾性がある服装がオススメ。

            尾瀬のルール・マナー

            *湿原保護のため、木道以外は立ち入り禁止。ストックや三脚を立てるのも厳禁です。
            *尾瀬の中は基本的に右側通行です。坂道では登り優先を。
            *動植物の採集は禁止されています。
            *ゴミは全て持ち帰りましょう。
            *公衆トイレはチップ制(1回100円)です。小銭の用意を。
            *ペットの同行は禁止されています。
            *尾瀬の山小屋はすべて予約制になっています。宿泊の際は必ず事前予約を。

            ※この記事はaruku2021年7月号に掲載したものです。価格(税込表記)や内容は取材当時のものです。

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