福島市にある福島成蹊中学校。2009年に中高一貫コースをスタートして以降、進学実績を伸ばし2019年度、東京大学に県内私学初の現役一般合格者を輩出した私立中高一貫校です。
これまでに8回の卒業生を出す中で、東京大学3名、医学部医学科21名、東北大学20名、慶応義塾大学11名、早稲田大学16名など、難関大学に多くの合格者を出しており、全体のレベルの高さをうかがうことができます。
ですが、中高一貫校、進学校、私立、中学受験…と聞くと、敷居が高い、学費も高い、勉強だけの中学生活になりそう…と、敬遠する方も多いのではないでしょうか?教育改革が叫ばれる今、お子さんをいい大学に通わせたい、将来きちんとした職業に就かせたいと思うなら、小学生のお子さんを持つ保護者の皆さんは要チェックです!
良い「高校」に入れたい!を、目標にしていませんか?
小学生のお子さんを持つ保護者のみなさんは、良い大学よりも、先ず『良い高校に入らせたい!』を目標にしていませんか?福島県では出身大学より、どちらかというと出身高校で評価する風潮がまだまだあります。(よく「どの高校に行ったの?」と聞かれること、ありませんか?)。ですが、せっかく良い高校に入学しても大学受験の高い壁を前に挫折してしまう生徒が数多くいるのも事実。お子さんの大学進学、そしてその先の将来を考えるなら、“中学・高校一貫校”を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
中高一貫校に通うメリットとは?
中高一貫校はその名の通り、高校受験を挟むことなく中学校・高等学校教育を計画的・系統的に一貫して受けることができる学校。福島成蹊中学校を始め、進学に力を入れている中高一貫校の多くは、先取りのカリキュラムを組み、高2生までにほとんどの履修を終えて、大学受験の大詰めの高3生の1年間を受験対策に充てています。受験直前までバタバタ授業をすることがないため、受験対策が間に合わない、レベルが追い付けない、ということがありません。実際に難関大学の合格率の上位は、中高一貫校出身者が占めています。そのことからも、中高一貫校の環境が進学率が高い、大きな理由のひとつと言えるでしょう。
高校受験は地区大会、大学受験は全国大会!
中学生のうちから大学受験を考えるは早いのでは?と思われるかもしれませんが、高校受験後、次に大学受験を目指すとなると高校3年間で全国レベルの学力を培わなければなりません。東大、京大、早稲田、慶應義塾などいわゆる難関大には全国から受験者が集まるので、求められる学力も全国レベルになるのは必須。部活に例えるなら高校受験は地区大会、大学受験は全国大会になります。最初から全国を目標にしているのと、地区にしているのとでは差が出てしまうのは当然ですよね。高校受験がない中高一貫校なら、その段階の差を作ることなく中学生のうちから大学受験を視野に入れた学習・教育を受ける環境が整っているのです。
難関大学受験に必要な英単語数は5,000~6,000語(通常の英語教科書は中高合わせて3,000語程度)。福島成蹊中高では中学英語のうちから、受験を見据えたカリキュラムで習います。
東京大、東北大、早稲田、慶應、…難関大合格者を毎年輩出する、福島成蹊中高一貫コース
福島成蹊中高一貫コースでは、毎年多くの大学合格者が出ていますが、中高一貫コースの生徒たちは国公立大学では東京大学、東北大学、東京工業大学、お茶の水女子大学、福島県立医科大学など。私立大学では慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学、上智大学、国際基督教大学など医学部医学科や難関と呼ばれる大学に毎年多く進学しています。これほど多くの大学合格者が出る理由を探っていきましょう。
年間1,500時間の学習量で、中学3年間で全体の偏差値が格段にアップ!
こちらのグラフは5期生(現・大学3年)の学力推移調査総合偏差値(※ベネッセ)。入学直後の位置に比べ、3年後の模試では約12も上がっているのがわかりますね。偏差値別に推移をみると、入学直後は50以下の割合が多かったものの、3年後にはほとんどの生徒さんが50以上に。中には偏差値70を超える子も!全員が順位を上げている理由としては、やはり中高一貫コースのカリキュラムと環境が成績を伸ばしているのではないでしょうか。
※6年生一貫校の中学生向け全国模試。
少人数制クラスだから一人ひとりの学力を把握!
一貫コースは1クラス30名以下の小人数制。教師たちが生徒一人ひとりの学力や習熟度、勉強や目標に対する意識などしっかり把握できる環境があります。授業・課外授業は標準の1.5倍の学習時間となっていて、復習や演習など、習ったことを定着させる時間がしっかり確保できるのがポイント。取りこぼしやつまずきも少なく、もし不安要素が起きても、補習や個別相談にて早期に対応ができるサポート体制があります。何度も繰り返し、徹底して確認と復習を行うことで、確かな基礎学力を養うことができるのです。
東大入試問題を解答できるレベルの教師陣が揃っている!
福島成蹊では高1後期のうちから一人ひとりの進学目標や習熟度に応じ、大学入試を視野に入れた補習体制を設けています。各科目の基礎的なことから、難関大やセンター試験の過去問など実践的な演習まで行い、学年の枠を超えたレベル別の講座を受けることができます。教えるのは東大入試の問題を解答できるレベルの先生たち。高校3年になるとより実戦的な入試対策指導も始まるので、中学高校の教育課程を早く終える分、1年かけてじっくりと受験対策に身を投じることができるのです。
中学校(中高一貫教育)説明会
in 腰浜キャンパス【要申込】
成蹊ってどんな学校?他の中学校とどこが違うの?分かりやすくお話しします。校舎見学、イベント申し込み、グッズプレゼントもあります!Zoomによる参加も可能です。個別相談や施設見学もでます。
2020年からの教育改革にも先取りした対応!
10年後今ある49%の職業が無くなる!?グローバル化はどこまで進む!?英語ができないと就職できない!?など社会の変化が今後急激に変化すると言われる今。テレビやネットに飛び交うニュースを見ていると、お子さんが成長した未来は一体どんな社会になっているのか…と、不安になってしまいますよね。国では将来の社会変革を見据えた教育改革を2020年から施行し、学校教育も大学入試も変化しています。福島成蹊中高一貫コースでは、この変化に応じた教育を先取りしてスタートしています。
大学入試改革⇒英語の入試対策はすでに始まっています!
2020年度からスタートしたのが「大学入学共通テスト」(以降、「共通テスト」)。記述式問題や英語の外部試験導入などは先送りとなりましたが、新学力観として、記述力や英語の4技能(読む・聞く・書く・話す)を重視していくという基本理念は変わっていません。既に私立大学の一般選抜(旧・一般入試)で英検やTOEFLといった資格や成績を評価する所もあるため、今後は総合的な入試対策が必要となってきます。逆に総合型選抜・学校推薦型選抜(旧・AO入試・推薦入試)では学力試験を必須化するとしています。中高一貫コースの英語では「単語を覚える」「英文を読む」などといったInputだけでなく、「英語を話す」「英語で書く」といったOutputも重要視した、独自の英語カリキュラムを履修します。
学校教育改革⇒学力だけじゃない!人間力の偏差値も上げる学校教育。
学校教育では21世紀の社会を生き抜くために「どのような力(資質・能力)を身につけるのか」「何ができるようになるのか」まで踏み込んで求める教育に変わります。『知識』『思考力』などの学力にプラスして、『主体性・協働性』など社会性の部分が求められていきます。
中高一貫コースでは人間としての基礎力、応用力、実践力をみがくべく、多岐にわたる学習や行事を通して、学力偏重ではなく、総合的な人間力を育みます。授業ではではアクティブ・ラーニングを重視し、1つの課題に対しグループによる学習や発表などを取り入れています。そうすることで生徒自身も自分から考える、行動を起こすなど自立性を高め、また生徒同士の協調性やコミュニケーションも高まります。
学校行事は中学校~高校を通し、文化祭、球技大会、海外研修旅行の他、林間教室や登山合宿、スキー教室など宿泊行事が多くあるのも福島成蹊の特徴。机の上では学ぶことができないことを五感を通して体験し、学校の思い出になるとともに人間的な成長にもつながります。
写真は中学3年生で行く、カナダ文化交流での様子。世界有数のガーデン、ブッチャート・ガーデンの見学やカナダの同世代の学生との文化交流を行ったりと、、国際交流をはかります。
勉強・成長ができる・できないは7割・環境で決まる!
学力を形成するのは親の遺伝ではなく“周りの環境が7割”と言われています。周りの友達が豆テスト前にノートを見直していたり、読書をしていたり、勉強への向上心が高かったら「自分もやらなきゃ!」という意識が自然と芽生えるもの。足を引っ張り合うのではなく、互いに切磋琢磨できるような人間関係を築くことができます。も「テストで何点以上取る」「○○大学を目指す」など共通した目標を持つ仲間がいることで、自習時間に自然と勉強に取り組んだり、教え合ったりすることで、互いに高めあえる深い人間関係も育成できるのです。
先生の声
福島成蹊中学校・高等学校の中高一貫コースには生徒が成長する環境があります。
中学校入学直後の全国模試では低い位置からのスタートとなります。この地域には中学受験をするという環境がないからです。しかし、大学受験では、小学生のうちから土日はお弁当をもって塾に通ってきた首都圏や関西圏の生徒たちと戦う力を身に着けさせなければなりません。ですから、生徒たちも入学時は環境の変化に戸惑いもあると思います。しかし、半年後の2回目の模試ではグラフが急激な右肩上がりを描きます。このことは福島の子どもたちの中にも首都圏の子どもたちに劣らない潜在的な力が存在し、それが本校の環境の中で顕在化したことを示しています。中には中学校1年の最初の模試から中学校3年の最後の模試までに偏差値が30以上アップする生徒もいます。そうした力を持っていながら、環境によっては、発揮されないまま終わってしまうとしたら極めて残念なことです。
もちろん、本校の生徒が全員、成功しているか、というとそうではありません。全員が成績を伸ばしますが、生徒間の差が縮まるわけではありません。結果として、難関大に合格する生徒もいれば、そうでない生徒もいます。しかし、何が「成功」かは相対的な問題ではないでしょうか。私たちはこれまでの経験で、合格した大学の偏差値と生徒たちのその後の自己実現が必ずしも比例しないことを知っています。もちろん、生徒一人ひとりの志望進路実現に向けてできる限りのバックアップをするのが私たちの責務ですから、難関大学を志望する生徒にはそれに見合った指導を全力でします。しかし、その結果、合格すれば教育の成果があった、合格できなかったから教育の成果がなかったとは思っていません。「教育の成果は〇〇年後に現れる」とは教育の世界ではずっと語られている言葉です。大学合格も包括したうえで、生徒の人生をバックアップするために、生徒を人間的に「成長」させるのが教育の目的です。私たちの仕事の全ては目の前にいる生徒をできる限り成長させることに向いています。その結果、たどり着く場所は生徒によって異なりますが、そこを足掛かりにたくましく人生を切り拓いていってくれるものと願い、信じ、教育をおこなっています。
(福島成蹊中学校・高等学校 二瓶貴之教頭先生)
グローバル化が進展する中、ますます求められるのは国際的な感覚と視野。これからの社会で求められる能力を6年間で育てるべく、福島成蹊中・高校一貫コースでは学力だけでなく人間としての基礎力、応用力、実践力を6年間かけて磨き、また成長できる環境があります。写真の茶道教室のように、礼儀作法や国際社会において自文化を伝えていく大切さを学ぶ場も。ウチの子は難関大学なんて…と思っているお母さん、子どもにもっと良い環境を与えてあげたいと思っているお父さん、ここならお子さんの大きな飛躍の第一歩になるかもしれませんよ!
実際、福島成蹊ってどうなの?こちらの記事をチェック↓
福島成蹊の在校生や卒業生・保護者のみなさんの口コミと評判は?
2022年スケジュール
変更になる場合がありますので、詳細はHPでご確認お願いします。
随時受付中
福島成蹊英会話教室
対象/小学5、6年生
中高一貫コース担当ALTのヴォルフガング先生と英語を楽しく学びませんか?英検4・5級レベルで4技能(話す・聞く・読む・書く)を高めることができます。
7月10日(日)10:00~11:30
中学校(中高一貫教育)説明会
in 腰浜キャンパス【要申込】
成蹊ってどんな学校?他の中学校とどこが違うの?分かりやすくお話しします。校舎見学、イベント申し込み、グッズプレゼントもあります!Zoomによる参加も可能です。個別相談や施設見学もでます。
9月4日(日)10:00~11:30
卒業生講演会
in 腰浜キャンパス【要申込】
今年度初開催!実際に中高一貫コースを卒業したOB・OGの話を直接聞ける貴重なチャンス。在学中の話や、現在の学生生活のことなどを聞けるのはもちろん、今抱えている悩みなどをOB・OGに話すことも◎。より福島成蹊ライフがイメージできるようになりますよ。
10月15日(土)14:30~17:00
中学校オープンスクール
in 腰浜キャンパス【要申込】
「科学のトビラを開こう!」「日本の歴史のウラ側に迫る!」「レザークラフトでオリジナルネームタグを作ろう!」など、楽しい授業がいっぱい!保護者向け説明会や個別相談もあります。
10月23日(日)9:00~11:30
中学校模擬入試
【要申込】
今年度入試の出題を踏まえた模擬試験を実施し、後日、採点し、解説資料と共に返却します。結果よりも、学習意欲が一気に高まるという感想を例年いただきます。
11月4日(金)18:00~19:30
中学校(中高一貫教育)イブニング説明会
【要申込】
お仕事帰りの保護者様向けの説明会です。Zoomによる参加も可能ですので、遠方の方もどうぞ!