今、各地に施設が増え、人気を増しているボルダリング。周原先生はその魅力を「達成感」だと言います。「ボルダリングは体を使ったパズルと言われます。腕力に自信がなくても、ハシゴを登れれば誰でもできます。」始めやすくて、出来そうで出来ないから面白い！だからハマる人が多いんです。

早速体験！

ジムに入ると、4.5mの壁が三方向にそそり立っている様子に圧倒されます！

受付をして動きやすい服装に着替えたら、専用の靴を合わせてもらいます。手ぶらで行ける気軽さも、魅力なのです！（※爪は短めに切って行きましょう。）

軽く準備運動して

安全上の注意やマナーを聞いたら、登り方のルールを教わります。
ボルダリングにはコースがあり、ホールド（石）に付けられたテープの色によって難易度が違います。指定のスタート位置からゴールまで、決められた色のホールドに手を掛けながらコースを攻略して行くのです。手にチョークを付けて、早速スタート。

易しいコースでは、手の位置だけが決まっていて、足を掛ける石は自由。最初は、登りやすい足の位置も教えてもらえます。「右足を青、左足を黄色において移動…いや、それ右足（笑）…。」綾奈ちゃん、指示通りに動こうとするのですが、最初のうちは左右が混乱。四苦八苦しながら、指定のホールドを両手で掴んでゴールです。下りは飛び降りず、同じルートを辿って降りるのですが、どこを登ったか覚えていなくて、また困惑…。

2回目は、壁から少し離れてコースを確認し、どのホールドに手足を置くかシミュレーションします。「簡単そうで意外に出来ないでしょ？これがパズルと言われるゆえんです。」

コツやルートを数回教えてもらったら、自分のペースで休みながら難しいコースにも挑戦！「手の力だけで登るんじゃなく、歩くようにするのがコツ。ヒジを曲げると疲れるので、腕を伸ばして、足を使って登るんです。」

やってみた感想

何度か登ってみて、撮影の終盤には、レベルが上だと思っていたコースも攻略できました！「最初は足の置き方や体重の支え方も分からなかくて混乱しましたが、登れるとめちゃめちゃ嬉しい！達成感がありますね。腕はパンパンですが（笑）楽しかったです。」

ここでも体験できます！

Diverse Rock Climbing【ディバースロッククライミング】

ボルダリングジム ヴァラップ

スカイピアあだたらアクティブパーク（SAAP）

SAAPはスケートボード・スポーツクライミング・スラックラインの3つが体験できる全国初の屋内複合施設。ボルダリンクエリアでは、ボルダリンク・リード・スピードの3種目を常設し、初心者から上級者まで楽しめます。

※この記事はaruku2018年10月号に掲載したものです。価格や内容は取材時のものです。