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郡山市

福島のソウルドリンク”酪王カフェオレ”のルーツに迫る!(酪王乳業株式会社)

県内のスーパーやコンビニでは当たり前のように並んでいるため、県外に行って初めて福島のご当地商品であることを知る人も多いほど、福島県民にとっては身近な飲み物である「酪王カフェオレ」。元々、酪王乳業のルーツは福島の酪農家たちの協同組合。当時、流通していたコーヒー乳飲料は、原価の高い生乳ではなく脱脂肪乳等を使ったものがほとんど。酪農の専門家が立ち上げた会社として生乳をたくさん使うというのは譲れないこだわりだったといいます。しかも、この良質な生乳を半分以上使用するという徹底ぶり。ミルクが主役の唯一無二のカフェオレは、瞬く間に福島県民に浸透していきました。さらに、驚くべきは、味もパッケージも発売当時から大きくは変わっていないということ。まったりとしたコクのある甘さに、コーヒーの香りがさっぱりと広がって、子どもから大人まで大好きなこの味。今回の取材でしばらくぶりに飲んだarukuスタッフも、変わらない味にほっこり癒されました。

・良質な生乳を50%以上使用し、くせのないコーヒーとバランスよくブレンド。現在は写真の200ml・500mlの他、300ml・1000mlの4種類を展開。

・レトロで可愛いパッケージも昔から変わらず。パッケージには商品のPRがフランス語で記されています。

・香り高い本格コーヒーの抽出液をそのまま入れた「ハイ・カフェオレ」。コーヒー好きにはおすすめです。

郡山市大槻町にある本社工場。酪王カフェオレ、牛乳、牛のオブジェが出迎えてくれます。

生産工程も見学させてもらいました。ここで1日約10tものカフェオレが出荷されているのだそう。

最近は様々なスイーツとのコラボでも大人気!『柏屋』との郡山最強タッグで誕生した「酪王カフェオレシュー」は忠実に再現された味に感動!

マスコットキャラクターのらっくー。ミルクの妖精です♪

SHOP INFO

酪王乳業株式会社

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郡山市大槻町字古屋敷80-1

    ※この記事はaruku2020年3月号に掲載したものです。価格や内容は取材時のものです。

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