ショッピング
福島市

つい長居したくなる文房具店を超えた文房具店、福島市のPENTONOTE 【ペントノート】

学校や仕事の文房具も、趣味の文房具も揃うお店。併設のカフェで、文房具と一緒にどんな時間を過ごしますか?

万年筆やインクで書く文字には濃淡があって、表情が出ます。色んな色があり、書き心地やインクの乾き方も違う。そんな小さな違いをじっくり選べるのが、「ペントノート」です。

電源・Wi-Fi完備のカフェを併設。食事やブレイクタイムはもちろん、手紙を書いたり、仕事をしたり、文房具を使った時間をゆっくり楽むことができるお店です。

昭和の初めから文房具と歩んできたお店。

福島市、県庁通りとテルサ通りの交差点にある(株)文化堂のビル。1階「文化堂」には機能的なオフィス文具が、2階の「ペントノート」には趣味性の高いパーソナル文具が所狭しと並んでいます。
「文化堂」は昭和元年に創業し、文具と画材の店として愛されてきたお店。何十年と通う常連さんも多く、新商品や量販店にはない商品を「ここならあると思った」と買いに来られるとか。マニアックな文房具談義を楽しむ文房具好きのお客様も少なくありません。

気分がアガる文具や雑貨が並ぶ「ペントノート」。それぞれの文房具のデザインや機能へのこだわりを知るのは、ミニマルな世界を探検している気分です。

1階「文化堂」にはオフィス文具や画材が揃い、文房具好きの常連さんも多いとか。

「ペントノート」では、書き味にこだわりたい万年筆の試筆もできます。

文房具だけでなく、生活を彩るセンスの良い雑貨や食器もいっぱいです。

選んだり使ったりする時間を、ゆっくり過ごせる文房具店

ペントノートは文房具をゆっくり選べるお店として誕生しました。
「例えば万年筆は、ペン先のつくりや素材で書き味が違うので、試筆がとても大事。インクの色や乾き方など、人によってこだわりが深いから、ゆっくり試せる場所と雰囲気を作りました。加えて、生活を彩るパーソナル文具を揃えるお店にしたんです」と、店長。お店に並ぶのは、どれもデザイン性の高いものばかりです。「スタッフ目線で面白いものとか、珍しいものを選んでいます。」
2018年に今の場所に移転し、カフェを併設。「カフェと文房具って相性が良いなぁと思っていたんですね。珈琲を飲みながら手紙なんかを書ける場所ってなかなかなかったので、自分が欲しいなと思って作りました」と話してくれたのは専務。興味が湧いて、文房具は好きですか?と聞いてみました。
「もちろん、好きです(笑)。文房具の良いところは、毎年新製品が出て、毎回なるほど、こうきたか!と思える新発見があること。そして、あまり高くないから手が出しやすいですよね。のし袋やレターセットも、こだわらなくたって良いんだけれど、可愛いモノをもらえば嬉しいじゃないですか。こだわりたい時に、うちのお店に来てくれる方も多いみたいです。」
ペントノートでは、お店オリジナルの万年筆やインクも人気。福島にちなんだ名前の由来も素敵なので、お店で聞いてみてください。

PENTONOTEがえらんだものたち

何とも言えない繊細な色のオリジナルインク。
LETTERS FROM FUKUSHIMA 1本 2,200円(税込)

万年筆は文字が上手に見える!
キャップレス デシモ 1本 16,500円(税込)

活版の技法で生まれる凹凸と微妙な陰影が大人っぽい。
活版印刷のレターセット 1セット 462円(税込)

書き心地の良い紙そのものが魅力的。
MDペーパープロダクト MDノート 1冊 880円(税込)

箱の中にもイラストが散りばめられたレトロ可愛い道具箱
ますこえり おどうぐばこ 1個 2,200円(税込)

2020年7月7日~10日にはエスパル福島5Fで恒例のイベント「文具市場」を開催。

SHOP INFO

PENTONOTE 【ペントノート】

福島市上町2-10

    営/10:00~19:00
    休/火曜

    ※この記事はaruku2020年4月号に掲載したものです。価格や内容は取材時のものです。

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