暑い夏に食べたくなるものと言えば、激辛ラーメン！汗をかきながら食べたい…そんな人も多いのでは？そこで郡山の辛いラーメンを食べまくって調査しちゃいました♪

四川名菜　天心　郡山店

2種類の自家製ラー油が味の決め手

中華の鉄人、陳健一さんの愛弟子・吉田さんが作る汁なし担々麺は、他では食べたことのないような深い味わいが特徴。料理によって合わせるラー油も使い分けるという陳さんの教えを守り、自家製の豆板老油と四川辣油の2種類の辛味を組み合わせています。華やかな香りの青山椒に三度挽きされたごまの風味もたまりません！醤油や甜麺醤で甘めに味付けした牛豚の合挽肉、カリッとしたピーナッツのアクセントが加わり食感も◎。辛い時は付属の温泉卵でマイルドにしたり、スープを入れれば担々麺に早変わり！味変しながら楽しんでみて。

汁なし担々麺 1,210円(テイクアウト1,000円)
※要望に応じて辛さ調節可

名古屋台湾ラーメン 味世【みせい】

汗をかきながら食べるのが醍醐味！

いまや辛い麺としても定番化しつつある名古屋発祥の台湾ラーメン。その元祖であるお店「味仙」の味を唯一受け継いだ味世は辛い物好きの間でも大人気！特製唐辛子とにんにく、豚ひき肉を炒める際に使うごま油の香りが食欲をそそります。後からじわじわくる辛さは唇をビリビリと刺激し辛さというより、もはや痛み！全身から汗が噴き出してきます。ブートジョロキアを使ったイタリアンの3倍辛いスーパーイタリアン！や、期間限定のキャロライナリーパーを使ったスーパーイタリアンギネス！もあるので辛い物好きの人は挑戦してみて。

台湾ラーメン/イタリアン 920円(テイクアウト900円)
※お好みで辛さを選んで注文可

麺飯酒家　山茶花【さざんか】

子どもにも人気！どこか懐かしい優しい味わい

スーラータンメン 880円(テイクアウト850円)
※要望に応じて辛さ調節可

酸っぱさと辛さを味わう麺料理といえばスーラータンメン。粗目に挽かれたブラックぺッパーがピリッと効いていて、甘みのある米酢を使ったスープは優しい酸味とコクを感じます。お子さんからの人気も高く、唐辛子や山椒に比べると辛味や痺れるような痛みはそこまで持続しないので、ある程度辛味に耐性がある人なら余裕な辛さ！存在感のある中太麺に、油通ししたシャキシャキの野菜やお肉、筍にきくらげなどいろんな食感も楽しめ食べ応えも充分。ブラックペッパーの予想外の辛さと美味しさに驚くこと間違いなし！ぜひ一度味わってみて。

辛麺シャカ

野菜たっぷりでヘルシー！本場広島の味

本場広島ではポピュラーな、冷やした麺を冷たくて辛いタレにつけて食べる辛つけ麺。しっかりと水洗いされたきゅうりとネギは青臭さを感じず、ボイルしたキャベツと合わせてたっぷり野菜が取れるのでとってもヘルシー！麺も好みに応じて選べますが、広島風に習い低加水の細いストレート麺が◎。動物性のものは一切使わずに採った白だしと、ドライフルーツやナツメなどで採った酸味の効いた黒だしを合わせ、栃木三鷹唐辛子の辛味を加えたピリ辛でさっぱりしたタレは夏にもピッタリです！ 辛味は後から足すこともできますよ。

広島風辛つけ麺(普通盛)　800円(テイクアウト850円※生麺でのお渡しになります)
※お好みで辛さを選んで注文可

極辛味噌専門店 麺屋つどい

麺×豆腐、異なる辛さを味わって

蒙古タンメンを思わせるこのビジュアル。木綿豆腐なのに絹のようになめらかな麻婆豆腐と、赤味噌と白味噌を合わせたスープは異なる辛さで、一杯で2種類の異なる辛味が味わえます。麺の太さやにんにくの有り無しが選べますが、オススメは中太麺ににんにく有り！ハーブにんにくを使っているので、ガツンとしたにんにくの旨味は感じつつも次の日に臭いが残りにくく、女性のお客さんにも人気なんだそう。5種類のスパイスを独自にブレンドして作られるお店の肝ともいえる辛味は、後からじわじわ来るので一口目で判断するのは危険です(笑)。

激旨辛ラーメン 930円(テイクアウト800円)
※要望に応じて辛さ調節可

ラーメン大志軒　コスモス通り店

3種類の味噌が織りなすコクと余韻がたまらない

大志軒の代名詞である味噌は、北海道百年味噌の赤味噌と白味噌、そして田舎味噌の3種をブレンド。そこにすりおろした玉ねぎ、にんにく、しょうが、唐辛子からなるまろやかな辛味と、山椒をごま油と合わせた特製のオイルで痺れをプラスしています。昆布と鶏に、豚のげんこつを合わせたスープが全てをまろやかに包み込み、辛いけど味噌や野菜の甘味を感じられる程よい辛さは後引く美味しさ！唐辛子の辛味と山椒によるシビレをそれぞれ5段階から選べるので、自分好みのオリジナルの辛さを見つけてみて。

シビカラ味噌麺　715円
※お好みで辛さを選んで注文可

ニューちゃいな

さわやかな黒山椒の香りが夏にもぴったり！

たっぷりのネギの上にかけられた本場中国から調達する黒山椒の爽やかな香りが鼻をくすぐる麻辣麺は、辛味噌と自家製ラー油、唐辛子などの辛味が溶け込んでいるだけでなく、牛脂や鶏油も加わった赤いスープを口に含めば、舌をヒリヒリと刺激しながらも感じられる旨味に箸が止まりません！具材として入っている鶏挽肉も辛味と一緒に炒めているので、どこを食べても辛さと旨味のバランスが良く、最後まで美味しく食べることができちゃいますよ。食べた後にはもちろん痺れが続くのでご注意を(笑)

麻辣麺 1,078円
※要望に応じて辛さ調節可

調査結果
どれも辛いけど、その辛さの中にしっかりと旨味を感じられるものばかりで意外にもスルスルと食べられちゃいました！自分で辛さを選んで注文できるものから、お店の人に言えば調節してもらえるものも多く、辛い物が苦手な人でも美味しく食べることができますよ♪夏は辛い物を食べて元気をチャージしてみて。

※この記事はaruku2020年8月号に掲載したものです。価格(税込表記)や内容は取材時のものです。