レストランにカフェ、パティスリー、お惣菜や地ワインのお土産まで―。さまざまな食体験が一ヶ所で楽しめる“食のテーマパーク”が、郡山市の日本調理技術専門学校内にオープンしました。メニューの多くは、県内で生産された食材や加工品を使い「グッドネイバー(良き隣人)」をコンセプトに、地元の人が地元の食材や食のトレンドを知ることができる情報発信地になりたいとの思いが込められています。学生が調理技術を磨く職業訓練所としての機能も持つこの施設。「キッチン・プラットフォーム(土台)」という名前の通り、福島の食文化を伝え、育み、支える存在になっていくことでしょう。

きらびやかなケーキやお昼時は完売必至なパンにお惣菜、お弁当などが並びます。カフェスペースではバーカウンターでハンドドリップコーヒーなどが注文できます。

2022年11月にスタートしたビストロ(フランス風居酒屋)。県産食材とフレンチを掛け合わせた本場のメニューをカジュアルにいただけます。

ビストロメニューの一部/ミミガーと砂肝コンフィのサラダ(1,200円)、エスカルゴ・ブルゴーニュ風(1,200円)、コンフィ・ド・カナール(2,000円)、スープ・ド・ポワソン(1,900円)

※この記事はaruku2022年12月号に掲載したものです。価格(税込表記)や内容は取材当時のものです。