須賀川市とは

須賀川市は、郡山市の中心部から約10km南に位置する市です。
人口:71,159人(2026年2月1日現在)
面積:279.43平方キロメートル
アクセス:
【電車】JR東京駅より東北本線須賀川駅まで約1時間50分、郡山駅より約10分
【車】東京より須賀川まで約3時間、郡山市中心部より約20分
須賀川市の紹介ムービー
https://youtu.be/69mEygPTUro
(参考)こおりやま広域圏ムービープロジェクト!
https://www.city.koriyama.lg.jp/site/koikiken/5995.html
見どころスポット① 須賀川特撮アーカイブセンター

須賀川市は、「ゴジラ」や「ウルトラマン」など、日本を代表する特撮映画の生みの親であり、「特撮の神様」とも称される円谷英二氏のふるさと。その功績を称えるとともに、特撮に関する資料の収集や保存、修復、調査研究などを行う施設として2020年に開館しました。入館料は無料で、映像制作で実際に使用したミニチュア等を見学することができます。この他、1日に7回特撮の短編映画とそのメイキングを上映しています。また、特撮の技術を体験できるワークショップなどのイベントも定期的に開催されています。
見どころスポット② 松明通りのウルトラマン像

JR須賀川駅と市の中心市街地をつなぐ県道355号線から松明通りにかけて、ウルトラヒーローや怪獣のモニュメントが計13体立っています。休日になると、市内・県内はもちろん、県外からもファンが訪れ、モニュメントと記念撮影をする姿がよく見られます。須賀川市役所前にはひときわ大きなウルトラの父のモニュメントもあります。
インタビュー:須賀川は何か始めるのにちょうどいいまちだと思います

マルシェの運営に参加したことで「よそ者」から「まちの人」に
―須賀川市へ移住したきっかけを教えてください。
髙木さん 大学卒業後、旅行会社に就職。北海道内各地を転勤しながら社員旅行や修学旅行の商品を扱っていました。その後、東日本大震災が発生。学生時代にボランティアに関わった経験があったことから「自分も復興に貢献したい」という気持ちをもつなか、2014年に復興庁の応援職員の募集を見つけて転職を決意しました。その派遣先がたまたま須賀川市だったんです。旅行会社では京都などの超有名観光地を扱うことが多かったので、福島県に来たことはありませんでしたし、須賀川市の存在も失礼ながら知りませんでした。
―最初に須賀川市に来たときの印象はどうでしたか?
髙木さん 正直なところ、「暗いな」という第一印象でした。須賀川市の職員に須賀川駅まで迎えに来てもらったのですが、車で中心部を走っていたときに「中心市街地はどこですか?」と聞いてしまって(笑)。観光の仕事をしていたので、観光バスを見かけないとか、駅におみやげ屋さんがないとか、そういう視点で見てしまっていたところもありました。その後、まちのシンボル的存在となっているtette(テッテ=須賀川市民交流センター)がオープンしたり、松明通り沿いのウルトラマン像が増えていったりしたので、当時と比べると中心部はにぎやかになっていると思います。

須賀川市民交流センターtette
―仕事はどんなことからスタートしたのでしょうか。
髙木さん 須賀川市を代表する観光地の一つである須賀川牡丹園で開催されるイベントの企画、釈迦堂川花火大会や松明あかしといった大きなお祭りの準備・運営などに関わっていました。花火大会のときには市の職員と一緒に企業に寄付のお願いに回ったこともあります。当時はまだまだ復興が進んでいませんでしたから、どうやって人を呼び込むかを考えながら、とにかく手足を動かす感じでしたね。
ただ、公務員として働くのが初めてだったこともあり、最初の1年ほどは「何をしたら須賀川のためになるのだろう」と迷いながら、手探りで働いていました。
―そこからどうやってまちに溶け込んでいったのですか?
髙木さん 須賀川に来て2年目、中心部の空き店舗などを活用したマルシェイベント「Rojima(ロジマ)」がスタートし、その運営に関わるようになってから、自分を取り巻く環境が一気に変わりました。最初はお客さんとして行ったんですが、「一緒にやらない?」と声をかけてもらったんです。それをきっかけに、商店の方と仲良くなったり、いろんな団体の方と知り合ったりして、人とのつながりが大きく広がりました。それまでどうしても抜けなかった「よそ者」の感覚が、少しずつ「まちの人」に変わっていく感覚でした。
その後、須賀川市観光協会での勤務を経て、まちのためにやりたいこと、できることをより具体的かつスピーディーに実現したいと考え、2024年に「合同会社ふっくら」を立ち上げました。須賀川市や須賀川商工会議所からの委託を受け、オーダーメイド型移住体験ツアーや農業体験ツアー、復興や特撮をテーマとした体験ツアーなどを企画・運営しています。
自分から積極的に動くことが地域に溶け込むコツ
―実際に住んでみて感じる須賀川市の魅力はどんなところにありますか?
髙木さん 人との距離感がちょうどいいところですね。関わろうと思えばどこまでも関われるし、関わらなかったとしても何も言われません。たとえば町内会。これまでは全然関わってこなかったんですが、最近になって「お神輿を担ぎたいです」とお願いしたら、快く担がせてもらえました。でも、普段は関わっていなくても何も言われない。この自由さがすごくいいなと思っています。
―市内で好きなお店や休日によく行く場所はありますか?
髙木さん 日帰り入浴できる施設が市内にいくつかあるので、疲れを取りたいときによく出かけます。食べ物で言えば、おいしいラーメン屋さんが多いですね。居酒屋さんも、チェーン店ではなく地元ならではの雰囲気のある個人経営の居酒屋さんにおいしいお店が多いなと感じています。

翠ヶ丘公園内温浴施設「Sauna&Spa Green」
―地域や地域の人々とうまく関わっていくコツはありますか?
髙木さん 自分から積極的に動くことだと思います。いろんな団体に顔を出して、「仲間にしてください」と言って関わっていくこと。待っているだけではなかなか関係は構築できないと思います。
移住体験ツアーの参加者の方にツアーの感想を聞くと、「人と出会えたことが一番よかった」と言っていただくことが多いですね。農家さん、商売をしている方など、いろんな人と直接話したことで、須賀川の印象が大きく変わったそうです。ツアーのときだけでなく、移住をしてからも、積極的に動いて出会いを作ることが大事だと思います。
―最後に、須賀川への移住に興味をお持ちの方にメッセージをお願いします。
髙木さん 須賀川は、何か始めるのにちょうどいいまちだと思います。最近は新しいカフェなども多くオープンしています。ただ、須賀川のそんな環境を活かせるかどうかは、ご自身の関わり方次第です。まずはぜひ須賀川に来て、いろいろな人に出会ってほしいですね。まちの見え方がきっと変わるはずです。そのなかから自分なりの関わり方を見つけていただけたらと思います。
髙木さんからの動画メッセージ
イベント紹介

松明あかし

430年以上の歴史を誇る全国的にも珍しい鎮魂の思いが込められた火祭りです。重さ3トン、長さ10メートルの巨大な松明が30本立てられ燃え上がる、迫力満点の祭りです。
日時:毎年11月第2土曜日
会場:五老山(翠ヶ丘公園内)
料金:無料
Rojima(ロジマ)

人の交流を生み出し市街地の活性化を目指して2015年6月にスタートしたマルシェです。ハンドメイドの雑貨やクラフト品、食べ物など、最も多いときで約200ものお店が並びます。
日時:毎月第2日曜日(1月・8月を除く)
会場:須賀川市本町 ポケットパーク「結の辻」周辺
料金:無料
その他のイベント
2月旧正月初寅の日 初寅大祭
4月 須賀川さくらまつり
7月14日 きうり天王祭
9月第2土曜日・日曜日 須賀川秋祭り
10月中旬 円谷幸吉メモリアルマラソン大会
10月下旬 いわせ悠久まつり
11月第3土曜日 牡丹焚火
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こおりやま広域圏 わがまち魅力発見 先輩移住者インタビュー「新しいふるさとのココが好き!」
※この記事2024年11月に制作し、2026年3月に加筆修正したものです。内容は取材当時のものです。