インテリアコーディネーター |プロフェッショナル夢名鑑

aruku教育インタビューwith ベスト学院 プロフェッショナル夢名鑑 File vol.81

インテリアコーディネーター

星 里江さん【R2(room&room)】

(ほし さとえ)

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普段、ドラマを見ていても部屋のインテリアやコーディネートにばかり目がいってしまうという星さん。「職業病かも」と笑っていました。

自分の提案でお客様が喜んでくれる、
それで私もハッピーになれるんです。

- 星さんはどのようなお子さんだったのですか?

木登りや基地作りが大好きな活発な子でしたね。お人形遊びは嫌いで。それから、よく部屋の机を動かしたりして模様替えしていました。他に、裁縫やお菓子作りも好きだったので、高校は家政科のある学校へ進学したんです。学校では編み物、洋裁、和裁、調理実習やカロリー計算などを勉強しました。でも、それを活かして就職することは考えていなくて。それまでもなんとなく、という感じで進路を決めていたので、学校に来ていた求人から条件も良いなと思った工場を選んで就職しました。

- インテリアコーディネーターを目指したのはいつ頃だったのですか?

工場を辞めてからですね。私、就職したのは良いけれど1年半くらいで辞めてしまったんです。一日中座って同じ作業を繰り返すことが私の性格に合わず、体調を崩してしまって。その時に初めて何かしなきゃって本気で考えたんです。インテリアコーディネーターを目指そうと思ったのは、工場を辞めた後に勤めた家具屋の社長さんに憧れたのがきっかけでした。

- インテリアコーディネーターの資格を取るためにどのような勉強をしたのですか?

家具屋で働きながら資格取得の勉強のために半年間専門学校に通いました。建築用語やインテリア用語など、覚える専門用語が多かったですね。それに、インテリア商品・販売の基礎・インテリア計画・工法など技術の基礎と専門分野も本当に広いんです。だから資格取得の一番の近道は勉強しながら実務をこなすことだと思います。実は、インテリアコーディネーターの仕事って資格がなくてもできるものなんです。だから、働きながら資格の勉強をする人も多いです。ただ、資格があれば知識があることの証明になるので、就職活動や仕事でも活かせますよ。

- 試験はどのような内容なのですか?

1次試験は専門知識を問うマークシートで、2次試験は論文・プレゼンテーションです。この資格は1次試験の合格率が3割と低く、私も資格取得には時間がかかりました。でも、せっかく専門学校に行ったのだから絶対受かるまで頑張ろうと挑戦し続けました。その間に転職や結婚をし、1次1回、2次2回受けてやっと合格したんです。
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お客様がイメージしやすいように3Dパースを作って説明することもあるそう。

- 資格取得後はどのような仕事をしたのですか?

転職先のリフォーム会社で、企画・宣伝から営業、採寸、ヒアリング、提案、見積り作成、発注、アフターフォローまでやっていたので、妊娠して辞めるまで6年くらい続けました。水廻りのリフォーム、襖の張替えなど家の一部分でしたが、とても楽しく仕事をさせていただきました。解体は業者にお願いしますが私も手伝いに行って、コンクリート片を運んだりもしました。職人さんに相談した際、「そんなのもわからなくて仕事してんのか!」と言われて悔しくて泣いたこともあります。資格を取っても、やってみないとわからないことがいっぱいありましたね。だから、今の自分にとってあの時たくさん教えてくださった方々にはとても感謝しています。その後フリーの仕事をする決心をしたのもこの時に出会った先輩がいたからなんです。

- 現在はどのような仕事をしているのですか?

今はインテリアに特化した仕事です。新築の外壁・内装建材・水廻りの色決め、照明・壁紙・カーテン選びなどですね。お客様の要望を伺い、提案して決めていくんです。例えば壁紙は種類が多く、床は少ないのでまず床を選び、その床に合う壁紙を絞り込んで選ぶ、と言う風に選択肢が少ないものから決めます。あとはお客様の持ち物や好きなものなどを聞き、そこから「好みはなんだろう?」と考えます。家の外観はもちろん、設備や照明なども流行があるので常に新しいものは勉強しています。自分の提案したものを気に入ってもらえると、やった!と嬉しくなるんですよ。この仕事は終わりがなく、1人のお客様とスタートして終わる頃にはまた新しいお客様とのスタートの繰り返しです。でも、お客さんが変わるので毎回新鮮な気持ちでお仕事をすることができます。情報の時代ですので、お客様から教わることもあります。

- インテリアコーディネーターを目指す子どもたちにメッセージをお願いします。

インテリアコーディネーターはお客様の要望に対して提案する力が必要です。そのためには、どんなものを望んでいるのか想像できないといけないし、仕事にするには細部の仕上がりまでイメージすることが大切なんです。例えば、カーテン部分に装飾レールをつけたらエアコンのスペースが無くなる可能性があるのであらかじめ伝える、など。家具などを置いた後のことまでイメージできる力が必要なんですね。それはすぐにはできないので、経験を積むことが大事です。だから、いろいろな事を想像できるようになるために、若い時に何にでも恐れずにチャレンジして欲しいですね。そして、どんなことにも感謝の気持ちを忘れないで下さいね。

福島県インテリアコーディネーター倶楽部

星さんも所属し、勉強会やイベントを企画しています。インテリアコーディネーターってどこにいるの?どんなことをお願いできるの?などインテリアコーディネーターに関するお問合せもコチラ!
TEL.090-5189-8616(事務局/齋藤)
HP. http://fukushima-icclub.com/

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打ち合わせに持参するカタログの一部。毎回カタログを複数持って行くので、大荷物になることがほとんど。

お名前
星 里江(ほし さとえ)さん
出身地
郡山市
出身校
郡山女子高等学校(現 郡山東高等学校)
休日の過ごし方
2人の息子がいる星さん。休日は子どもたちの野球の応援に行くことも多いそう。

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