中通りと浜通りをつなぐ阿武隈高原のど真ん中にあるのが田村市。山あり川あり、花も咲くし、幻想的な鍾乳洞も見逃せない。高原から見上げる星空もロマンティック♪そんな田村市の魅力を、arukuが春夏秋冬、季節ごとにチェックしてきました。

【春】春はまず、桜でしょう。桜に込められた物語もステキ♪

あの有名な「滝桜」のある三春町とも隣接するだけあって、田村市には見事な桜がたくさん。そこで、まずは、田村市の桜を長年見守っている『樹木医』の鈴木俊行さんのお話を聞きました。
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鈴木俊行さん 福島県樹木医会事務局長

鈴木さんをはじめ樹木医は、年間を通して桜などさまざまな樹木の様子を観察して、その状態を診断、治療などを行います。桜についても、花の季節だけでなく、むしろそれ以外の時期の世話や手入れが大事なのだそうです。鈴木さんは、日本三大桜にも数えられる「滝桜」も担当。常に桜と向き合って、その様子を見守る姿はまさに『主治医』といった感じ。田村市の桜についても、病気や保存の相談に応じて、管理や手入れの方法をアドバイスしてくれているそうです。
そんな、田村市の桜をよく知る鈴木さんに田村市の桜の魅力を訊くと、「風景に合わせて楽しめること」とのこと。山も多い田村市、周囲の緑と桜のコントラストが素晴らしく、ステキな風景を作り出している桜が多いんですって。また、古くから農作業の時期の目安にされてきた桜も多く、地元の生活と密着してきたというのも里山の桜ならでは。満開のときだけでなく、七分咲きの時、そして葉桜の桜もぜひ見てほしいとのことです。

樹木医鈴木先生おすすめの桜 in 田村市

【第1位】弁天ざくら(滝根町)

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「嫁ぎ先から実家に帰ることが許されず、思い悩んだ末に池に身を投げた娘の供養のために親が植えた」という言い伝えがある枝垂れ桜。根元の小さな祠が悲し気。「エピソードも景観も抜群」と鈴木さん。

【第2位】永泉寺のサクラ(大越町)

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三春の滝桜の姉妹樹といわれる大木。樹齢400年を数える枝垂れ桜で、県の天然記念物にも指定されている。「国道349号からも見え、万人向けといえる美しい桜」

【第3位】是哉寺地蔵桜(船引町)

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田畑の中、懐かしい里山の風情を漂わせる桜。小沢の桜から2キロほどのところに立つエドヒガンザクラ。「古くから桜は農耕の目安になってきたものが多く、おそらくこの桜もその1本」

他にもこんなにステキな桜が!

小沢の桜(船引町)

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映画「はつ恋」に“願いの桜”として登場し、花見のシーンなどがここで撮影された。遠くに「移ヶ岳」が見え、古き良き日本の原風景と呼ばれる人気の桜。

強梨の桜並木(都路町)

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公園一帯に咲き乱れる桜。100mほどの桜のトンネルが続き、周囲の田園風景とも見事にマッチ。

お伊勢様の鐙摺石ザクラ(常葉町)

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征夷大将軍・坂上田村麻呂が賊の討伐に向かう途中、鐙を岩に摺りながら通り抜けたところ、この桜が出迎えてくれたという不思議な伝説あり。

実は田村市の春は桜だけじゃないんです。。

高柴山の山ツツジ(見頃/5月下旬)

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高柴山に放牧された農耕馬が新芽を食べたために、手入れされたような山ツツジの大群落ができあがったとか。満開時には何と約3万株が山一面をピンク色に染めるように咲き誇ります。

カジカの沢の水芭蕉(見頃/5月中旬)

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スカイパレスときわの近くの沢の湿地に群生する水芭蕉。清楚な白い花は、いち早く初夏の訪れを告げてくれます。

と、このように今回紹介したのは田村の一部分。
夏以降も見どころ沢山の田村市をご案内します♪
見頃や詳しい情報は田村市の観光交流課までお問い合わせを↓

田村市船引町船引字畑添76-2
田村市産業部観光交流課
0247-81-2136
http://www.city.tamura.lg.jp/