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福島県内で作られている10種類の甘酒を実際に飲み比べ!

最近の発酵食品ブームの流れを受け、年々人気が拡大中の甘酒。市場規模は以前と比べ、10倍にも上っているのだとか。美容や健康に良いのはもちろんのこと、様々な組合せを楽しめるものも増えていますそこで今回は、「ふだん甘酒を飲む習慣がない」「体によさそうだけどクセがあって少し苦手…」という人でも気軽に始められる、シンプルだけど奥深い甘酒の魅力を紹介します。

ひと口に甘酒と言ってもその種類は実に多彩!そこで、県内で作られている10種類の甘酒を実際に飲み比べてみました。あなたに合った甘酒生活を始めるための参考にしてみて♪

※arukuスタッフの感想です。個人によって感じ方は異なるため参考程度にお考えください。

葛尾村の甘酒 ノマッシェ180g 550円

伝統米の「里山のつぶ」から作られたノマッシェは濃厚さの中に素朴な優しい甘みが味わえる一杯。濃縮タイプなので割って飲んだりお砂糖がわりに料理に使ったりしても◎。

つぶつぶ感☆☆☆☆☆

【販売店舗】
葛尾むらづくり公社 一般社団法人葛力創造舎

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葛尾むらづくり公社 一般社団法人葛力創造舎

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福島県双葉郡葛尾村大字野川字十良内118-2

    営/10:00~18:00(来店前にご連絡ください)
    休/土曜、日曜、祝日

    ほんもの甘酒 720ml 900円

    麹と米で作られた王道の甘酒。すっきりとした甘さにしっかりと原型を残したつぶつぶの食感が心地よく、ごくごく飲める美味しさです。

    つぶつぶ感☆☆☆☆☆

    【販売店舗】
    キッコーゲン醤油、安達道の駅(上り)、んめーべ、伊達駅なかプラザ他

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    キッコーゲン醤油株式会社

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    福島県伊達郡桑折町字赤坂5

      営/9:30~18:00
      休/日曜

      玄米オリザーノあまざけ 180g 10個セット2,808円、30個セット7,128円

      創業149年の味噌蔵が手がける玄米甘酒。玄米特有の「オリザノール」により様々な健康効果も期待できます。深みがあり濃厚なので置き換えダイエットにもおすすめ。

      つぶつぶ感☆☆☆☆☆

      【販売店舗】
      満田屋、オンラインショップ

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      会津天宝醸造株式会社

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      福島県会津若松市大町1-1-24

        営/8:30~17:00
        休/土曜、日曜、祝日

        ブルーベリー甘酒「こんるり」320g 600円

        酒蔵で醸した米麹と地元矢祭産の手摘みブルーベリーで仕込んだ新感覚の一杯は、こっくり濃厚な甘酒にブルーベリーのほどよい酸味が相性抜群!

        つぶつぶ感☆☆☆☆☆

        【販売店舗】
        オンラインショップ

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        矢澤酒造店

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        福島県東白川郡矢祭町戸塚41

          営/8:30~17:00
          休/日曜、祝日

          ストレートあま酒 350ml 400円

          甘酒が苦手なarukuスタッフが「飲みやすくて甘酒のイメージが変わった!」と驚いたのがコチラ。砂糖を一切使用せず、糀だけで引き出した自然な甘さが特徴です。

          つぶつぶ感☆☆☆☆

          かぼちゃあまざけ 320ml 400円

          宝来屋が期間限定で販売している「かぼちゃあまざけ」。ほくっとしたかぼちゃの風味が加わり一段と深みのある味わいに!

          つぶつぶ感☆☆☆☆

          【販売店舗】
          宝来屋本店、ヨークベニマル各店、オンラインショップ他

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          宝来屋本店

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          福島県郡山市田村町金屋字川久保54-2

            営/10:00~18:00
            休/土曜、日曜、祝日

            フルーツあま酒 160g各291円

            抹茶にもも、いちごにしょうがと豊富なバリエーションは何と全12種類!どれと組み合わせても自然な甘さが楽しめ、甘酒の無限の可能性を感じます。

            つぶつぶ感☆☆☆

            【販売店舗】
            糀和田屋、コラッセふくしま、AMEKAZE、あだたらの里直売所他

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            糀和田屋

              営/8:30~18:00
              休/日曜、年末年始

              ずんだ甘酒、かぼちゃ甘酒、さつま芋甘酒、くり甘酒 各140ml 300円

              甘酒の自然な甘さに合うように試行錯誤を重ねて豆乳の搾り方にこだわったずんだ甘酒。まろやかで飲みやすく、後味のずんだの風味がクセになります!

              つぶつぶ感☆☆

              【販売店舗】
              愛情館、AMEKAZE west、道の駅(天栄・平田・玉川)、オンラインショップ

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              山口こうじ店

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              福島県白河市東金子字本町7

                営/9:00~18:00
                休/不定休

                糀あまさけ 490ml 1,000円、160ml 400円

                ほっこり可愛いパッケージのイメージそのままに米麹の自然な風味と旨みが広がる仁井田本家の「糀あまさけ」。粒感が気にならずさらりとした飲み口も印象的!

                つぶつぶ感☆

                すぱっしゅ 160ml 400円

                ひと口飲んだ瞬間、口いっぱいに広がる鮮烈な酸味にびっくり!その秘密は白麹由来の天然のクエン酸。従来の甘酒とは全く別物の健康ドリンクです。

                つぶつぶ感☆

                【販売店舗】
                AMEKAZE、at home.、酒の櫻家、東屋本店他

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                仁井田本家 蔵売店

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                福島県郡山市田村町金沢字高屋敷139

                  営/10:00~17:00
                  休/無休

                  意外と知らない甘酒の秘密!

                  お話を伺った人/宝来屋本店 柳沼広呂人さん

                  甘酒生活を始めるなら「糀甘酒」がおすすめ!

                  実は甘酒には蒸したお米に米糀を加えて作る「糀甘酒」と、米糀に酵母を発酵させた酒粕で作る「酒粕甘酒」の2種類があります。それぞれ体が喜ぶ栄養素がたっぷり含まれていますが、今回arukuがおすすめしたいのは「糀甘酒」の方!お正月などに振る舞われることから寒い冬に飲むイメージが強いかもしれませんが、江戸時代には夏の疲労回復の飲み物として親しまれていたというからちょっと意外ですよね。

                  「カロリーが高い」「アルコールが心配」は間違い!?

                  とはいえ、甘酒のまったりとした甘さからカロリーの高さを気にする方もいるのでは?確かにカロリー単体で見ると決して低くはありませんが、糀甘酒の甘みは砂糖によるものではなく、米のでんぷんが糖化したブドウ糖によるもの。ブドウ糖は脳のエネルギー源として素早く働くため、過剰に摂取しなければそこまでカロリーを気にする心配もないそうです。また、名前に“酒”はつくものの糀甘酒はノンアルコール!(酒粕甘酒には微量のアルコールが含まれています)。お子さんや妊婦さんでも安心して飲めるのも嬉しいポイントです。

                  “飲む点滴”とも言われる甘酒の健康パワー!

                  効率よく体にエネルギーを吸収できること以外にも糀甘酒は優れた健康パワーを秘めています。食物繊維やオリゴ糖の働きにより、腸内環境を整えてくれること、体に必要な必須アミノ酸を全て含んでいること、血行や代謝を促すビタミンB群も豊富なこと、体の免疫力をUPしてくれること、腹持ちが良いので少量でも空腹感を抑えてくれること…。挙げればきりがないほどで、まさに“飲む点滴”という言葉も納得です。

                  可能性は無限大!アレンジでさらに美味しくなる!

                  「いくら甘酒が体に良いことは分かっても毎日飲み続けるのは大変…」「甘酒の味があまり得意ではない…」という人は、ぜひアレンジしながら楽しんでみて!特におすすめは酸味を加えたアレンジ。柑橘系やヨーグルトと組み合わせればクセがなくなって飲みやすくなります。また、これからの季節は体を温めてくれるショウガ甘酒も◎!他にもお子さんでもごくごく飲めるまろやかな牛乳甘酒もよし、砂糖の代わりに料理に使ってもよし。赤ワインや日本酒と混ぜたって意外といけちゃいます。万能性に優れたアレンジができるのも糀甘酒の魅力です。

                  ※この記事はaruku2020年12月号に掲載したものです。価格や内容は取材時のものです。

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