ライフスタイル
郡山市

矯正治療中の歯磨きはどうする!?歯科医おすすめの歯ブラシについて聞いてみた!

矯正治療を始めると面倒になってくるのが歯磨き。取り外しできるタイプの装置はさほど問題ありませんが、歯の表面や裏面に付けるタイプの装置だと、どうしても食べ物が引っかかったり、詰まったりしてしまいます。そこで、今回は矯正治療中の歯磨きについて、オススメの歯ブラシの選び方を、歯列矯正を専門とする文化通り矯正歯科の海野先生に聞いてきました♪

Q.矯正治療中の歯磨きではどんなことに気を付ければいいのですか?

まず意識したいのが、歯に付けるタイプの矯正装置が着いたら、毎回歯磨きには5分以上かかるようになるということです。そしてサボってしまうと今まで以上に虫歯や歯肉炎のリスクが高くなってしまいます。そこで、矯正治療期間中にオススメの歯ブラシがいくつかあるので、参考にしてみてください。


①矯正用歯ブラシ
主にマルチブラケット装置を想定して作られた歯ブラシで、さまざまな形状のものがあります。ただ、矯正治療中の歯磨き向けに特化しているとはいえ、1本でタフトブラシの役割まではカバーできません。タフトブラシと合わせて使うのがベストです。


②タフトブラシ
毛先がとてもタイトになった歯ブラシ。歯に装置が着くと歯の面積が狭くなるため、この細さがとても役に立ちます。普通の歯ブラシでざっとみがいた後に、仕上げ用として細かい部分を磨くのに適しています。


③歯間ブラシ
矯正治療中は太めの歯間ブラシ(M~Lサイズ)が役に立ちます。タフトブラシを使っても届きにくい、ワイヤーの下を磨くのに便利です。睡眠中は口腔内の雑菌が繁殖しやすいので、就寝前の歯磨きでぜひ使用したいアイテムです。最近は毛先がゴムのタイプも増えてきましたが、ブラシタイプがオススメ。


④フロス(糸ようじ)
矯正治療中、特にワイヤー矯正治療中はフロスが使えないと思っている方も多いかと思いますが、矯正に特化したフロスも販売されています。先がしっかりしていて、装置の間を通しやすいものもあるので自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

どの歯ブラシでも、無理に入れようとすると矯正装置が壊れてしまうこともあります。心配な時は先生に相談してから使用してみてくださいね。

お話を伺った先生/文化通り矯正歯科 海野院長

文化通り矯正歯科についてはこちらの記事をチェック!
大人になってからでも間に合う? 郡山市で歯列矯正なら「文化通り矯正歯科」へ!

※この記事は2021年12月に制作したものです。内容は取材当時のものです。

連載