日本人が大好きな果物と言えばいちご!世界で栽培されている品種の約半分が日本で生産されていると言われるほどいちご愛が強く、より美味しいいちごを求めて、全国各地で今も品種改良が行われています。そんな中、2022年の12月に福島県オリジナル品種としてデビューしたのが「ゆうやけベリー」です。誕生までの秘話や生産者さんが語る魅力を紹介します。
消費者と生産者の要望に応えるため、10年もの時間をかけて開発!
甘みと酸味のバランスに優れた「とちおとめ」と、上品な香りが特徴の「かおり野」を交配して開発された「ゆうやけベリー」。粒の大きさや味、見た目といった消費者のニーズと、生育の良さや栽培のしやすさ、収量性の高さなどの生産者の声を両方満たすことを目標に、福島県が品種開発をスタートさせました。品質の高いいちごを作るために、交配によって得られた5,400粒もの種子を厳選し、ようやく「ゆうやけベリー」が誕生!完成までに要した期間は何と10年に及びます。それだけでも「ゆうやけベリー」に寄せられる期待と本気度が伝わってきます。
生産者も太鼓判を押す、「ゆうやけベリー」の美味しさ
「ゆうやけベリー」の生産者さんを訪ねてやってきたのは、伊達市霊山町の斎藤農園。県内でも断トツのいちご出荷量を誇る伊達市で、三代続くいちご農園です。実際に生産者さんから見た「ゆうやけベリー」の特徴を伺うと、「酸味が少なく甘みが強いから、みんなが大好きな味だと思います。大粒のものが多いのも魅力ですね!」
真っ赤ないちごは、キラキラと艶やかでまるで宝石のよう!見た目にも鮮度の良さとみずみずしさが伝わってきます。手に乗せてみるとその大きさは一目瞭然!実際に味わってみると、鮮烈な甘みとすっきりとした酸味が絶品で、他のいちごではなかなか感じたことがない甘みの余韻の長さにも驚かされました。
感動の美味しさを求めてリピーターも続出
「うちでは他にもふくはる香や紅ほっぺなど、全部で6種類のいちごを作っていますが、ゆうやけベリーは大好評です。他の品種より美味しかったからまた買いに来たと言ってもらえることも多く、本当に美味しいいちごを届けたいと思っているので手応えを感じています」と斎藤さん。とはいえ、まだまだ生産農家の数も限られているため、稀少な存在の「ゆうやけベリー」。スーパーに並ぶことはほとんどなく、斎藤農園での直売の他、道の駅やオンラインショップなど、限られた場所でしか購入できません。
稀少な「ゆうやけベリー」をいちご狩りで満喫!
そんな稀少な「ゆうやけベリー」ですが、「道の駅 伊達の郷 りょうぜん」では何と食べ放題のいちご狩りで楽しめます(事前予約制)。「ゆうやけベリー」の他にも、「とちおとめ」や「ふくはる香」など6つの品種が30分食べ放題!しかも、道の駅にある店舗での嬉しいスペシャル特典つきです♪「ゆうやけベリー」は今が旬!道の駅でのいちご狩りは、6月初旬頃まで楽しめるのでこの機会をお見逃しなく。
【いちご狩り利用者限定特典】
「道の駅 伊達の郷りょうぜん」内で使える特典プレゼント♪
①『りょうぜん パン工房 115』
お買い上げ金額より10%OFF
<②or③から1つ>
②『つきたて餅福乃月』
つきたて餅通常2個入り→3個入りへ変更無料
③『まきばのジャージー道の駅店』
ジェラートシングル→ダブルへ変更無料
ご予約・お問合せ
(株)りょうぜん結
福島県伊達市霊山町下小国荒屋敷25
[事前予約制]
休/月・水・金曜
料金(30分)/小学生以上1,800円、未就学児(3歳以上)1,400円、3歳未満無料
※予約受付時間は9:00~17:00です。
※生育状況等により、休園・開催期間が変更になる場合があります。
この記事2024年1月に制作したものです。価格(税込表記)や内容は取材当時のものです。