子育て

小学生から塾に通わせた方がいいの?塾の選び方は?

小学校4年生から学習でつまずく子が増えている!?

小学4年生頃から学校のテストの点数が悪くなったなど、学力の伸び悩みを抱えるお母さんが増えているようです。

学校の宿題もきちんとやらせているのに、と思うかもしれませんが小学校4年生にもなると学習で「つまづくポイント」がたくさん出てくることが多いのです。

たとえば算数でいうと、3ケタ÷2ケタの割り算、分数の足し算引き算など、今まで慣れていない計算方法を覚えるようになり、複雑に感じて理解しづらかったり、答えのおおよその数が予測できないと不安になるなどの機会が増えていきます。

このような状態で学校の授業が進行していくと「どこでつまずいているのか」をわからないままになってしまうのです。

普段宿題をしっかりとお母さんお父さんが見てあげる余裕はなかなかないでしょうから、遅れをとってしまったと気づいたとき、いかにお子さんの勉強に対するモチベーションを下げずにつまずきを解消するかが重要になります。

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まずはつまずいたポイントを把握することから

どこでつまずいているかをお子さんの勉強をみてあげることもなかなか困難なことでしょう。親としても宿題をみて指導しているつもりでも、どこかでつまずいているかを、テストの結果をみるまではわからなかったということも多々あります。

このように多少遅れをとったとしても、つまずいたポイントまで戻って理解させることが大事になりますが、そんなときに活用できるのが塾といえます。

お子さんが自らつまずいていることを認識させる

学習でつまずいている時、子供は自分がどこでつまずいているのかがわからない、何がわからないのかもわからないという事が起こります。それは今まできちんと学習していたつもりという子供の自覚だけに頼っていると起こりうることなのです。
きちんと学習していたつもりでも、算数のこの部分を強化したほうがいいよね、ここがつまずいているから強化したほうがいいなど、「判断の目」が必要になってくるのですが学校の先生ではここまで子供一人ひとりに手をかけることが不可能なことです。

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学習塾に通わせる最大のメリットは?

学習塾に通わせる最大のメリットは、つまずいたポイントをみつけて指導してくれることでしょう。
さらに、4年生から5年生になると算数では割合、分数のかけ算、割り算に入ってきますので、つまずきやすいこの時期に、産すの「割合」の基礎概念を早い段階から身につけることが大事です。
その大事な時期に早くから対応して苦手になりがちな算数に自信をもたせていく、また今後始まる英語に早くから触れて慣れることで、今後もつづく勉強への取り組みの姿勢にもかかわってくることでしょう。
塾に通わせることでこのようなメリットがあるといえます。

塾の選び方で重要なことは?

塾の選び方は、お子さんの学力の状態をしっかり見極めて指導してくれること、この一点がとにかく大きいです。
また、塾に通わせるとなるとお子さんも慣れるまでは多少不安でしょうから、塾の雰囲気が家庭にあっているか、友達も一緒に通っているなどの要素も見てあげることです。

塾に通わせ始めたら、塾の講師にまかせっきりではなく、テストの結果や講習の発言、解答からみてお子さんの学力についての状況を教えてくれる体制の塾を選びましょう。
そのためには体験講習にお子さんを参加させて塾の先生としっかり以上の点を話しあってくださいね。

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