福島県産の食材を使った、中田シェフ考案のオシャレ飯。今回はこれからが旬の郡山ブランド野菜を使ったポテ(ポトフ)と、ポテと一緒に食べたい副菜をご紹介します。

ダシを使わない、冬野菜のポテ

【作り方】
①　豚バラに塩をすり込み、ラップを巻いて一晩熟成させる。

②　おでんの具材のようなイメージで野菜を適当な大きさにカットする。

③　鍋に①と水を入れて沸騰させ、フタをしながら30分程、中火でアクを取りながら煮こむ。
※写真は人参の皮やセロリの葉なども一緒に煮こんでいる様子。

④　カットした野菜を入れ、フタをして柔らかくなるまで30分程煮こむ。その際、火の通りやすい野菜は鍋の端や上の方におく。最後に塩(分量外)で味を調える。

⑤　お皿に盛り付けて完成。肉をカットして、塩、マスタード、黒胡椒をお好みでつけて召し上がれ。

【美味しさのコツ】
③の工程で人参の皮やセロリの葉なども一緒に煮こむと、野菜のうま味が浸み込んだおいしいスープになりますよ！　※切った野菜を入れる前に取り除くこと。

焼きカブと即席ベーコン

柑橘の香りをアクセントに。

【作り方】
①　豚バラ肉に塩、黒胡椒、砂糖をひとつまみと、ローズマリー1枝で10分程下味をつけ、強火で焼く。焼きあがったらバットにとっておく。

②　①のフライパンにオリーブオイルを入れ、縦に4等分したカブをバリッと香ばしくなるまで強火で焼く。最後に塩をひとつまみふる。

③　オレンジの実をくし切りにして、カブの葉っぱと一緒に軽くソテーする。

④　①～③を皿に盛り、ディルを飾る。最後にオリーブオイルをかけて完成。

【美味しさのコツ】
カブはカットした後にクッキングペーパーなどで水分をよくとっておくと、香ばしく焼けます。

【教えてくれた人】

中田智之さん

都内有名レストランで修行し、過去には地産地消レストランのシェフに就任。現在は商品開発や料理教室、食育などにも携わり、福島の食の魅力を県内外に発信し続けています。

※この記事はaruku2018年11月号に掲載したものです。