子育て
福島市

約28kmを歩くことで、成蹊中学校・一貫コース96名の生徒たちに芽生えた想いとは?

昨年はコロナ禍のため中止となりましたが、2年ぶりの実施となった「強歩」。今年は感染症対策に十分留意しつつ、中高一貫の生徒全員が参加しました。「強歩」は長距離を歩くことで心身を鍛えることを目的とした行事で、人間としてたくましくなって欲しいという想いから毎年行われているそう。


今年のコースは腰浜キャンパスから四季の里までの往復約28km。「あきらめない福島成蹊」と書かれた赤いたすきを全員肩から下げ、6時間かけて歩きます。

当日は、天気も良く新緑が綺麗な「強歩日和」。成蹊では、中高一貫ならではの班編成で、なんと中学生から高校生まで縦割り!
例年は普段あまり話す機会のない先輩・後輩や先生方と色々な会話をして親睦を深められる機会でもあるそう。しかし、今年度は感染症対策のため、会話は禁止。黙々と歩き続けます。

片道14kmを歩き切り、四季の里に到着。気持ちよく汗をかいた後の昼食は楽しそうで、みんないい笑顔♪
そして、後半戦の復路へ!


四季の里で昼食をとり元気が回復したものの少しずつ疲労が溜まっていき、あちこちの痛みと闘いながら歩く生徒も。特に初めて体験する新入生・中2生はかなりキツそうで心が折れそうになっている場面もありました。しかし、そんなときこそ見える成蹊生の絆!先輩が声をかけて励ましたり、荷物を持ってあげたりしながら、ゴールの学校を目指します。


そして、全員が無事に完歩!途中、足を前に出す以外の事は考えられなくなるほどの痛みや疲労を感じながら、諦めずに進み、ゴールに辿り着くことを達成した生徒たち。


生徒の顔には、大きな達成感が表れていました!


途中で苦しいことが続いても、踏み出せるのが小さな一歩であっても、諦めず進んでいれば、いつかはゴールに辿りつく。それは、大学受験や将来の仕事などにも言えること。その精神力と目標達成まで諦めず強く取り組む姿勢を「強歩」という形で体験し、学んだ行事でした。

実際の様子をまとめた動画はこちら!

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