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郡山市

宝来屋の柳沼さん直伝!「郡山木桶味噌を味わう料理教室」に行ってきてみた!レポ

郡山の発酵文化を担う宝来屋本店と福島木桶プロジェクト主催の『郡山木桶味噌を味わう料理教室』が2022年7月2日(土)に開催されました。1月15日(土)に開催した『郡山産だけの味噌づくりワークショップ』で仕込んだ味噌がいよいよ完成したのです!!木桶で仕込んだ味噌って聞いただけで気分はわくわく♡それを使って今回は簡単に自宅で作れる味噌料理を教えてもらいました。


【メニュー】
・豚肉の木桶味噌炒め
・アボカド、トマト、モッツアレラチーズの木桶味噌和えサラダ
・クリームチーズ木桶味噌クラッカー
・野菜スティックの木桶味噌マーマレードディップ
・ごはんに合う簡単ネギ木桶味噌だれ
・ゆで卵の木桶味噌ヨーグルト漬け
・木桶味噌の鯉こく
・ASAKAMAI887の炊き立てごはん


講師はarukuのレシピでおなじみの柳沼琴恵先生(右)。左は宝来屋のみそソムリエの資格を持つ柳沼真行専務。1/15に開催した『郡山産だけの味噌づくりワークショップ』で講師を務めました。


今回の料理教室には福島ファイヤーボンズの山内翼選手も参加!山内選手も郡山産!


THE KITCHEN PLATFORMのキッチンで調理スタート!新しくておしゃれ!!


二人一組で料理していきます。


豚肉の木桶味噌炒め。濃縮あま酒で溶いた木桶味噌を投入!


木桶越しで見えませんが山内選手も調理中です


盛り付けもきれい♡


郡山特産品の鯉で『木桶味噌の鯉こく』も作っていただきました。私は初めて食べたけど、滋味深い味わいで、とっても美味しかった~。鯉は身も柔らかくてコラーゲンも豊富、栄養価も高いので元気になった気がします!(このイベントの日は猛暑日でした)


完成したお料理を盛り付けて実食!味噌尽くしの豪華ランチの完成です!


参加したみんなで集合写真をパチリ。木桶味噌軽そうに見えますが、味噌がたっぷり入っているので、意外と重いんです。


帰りには木桶味噌のお持ち帰り付き♡


宝来屋さんの冷やしあま酒とMOKOもお土産で頂きました。

今回このイベントに参加してみて…
木桶味噌の仕込から参加したので、そのお味噌が食べられるということで、わくわく気分で参加しました。半年ぶりに対面したお味噌は「味噌になってる!!!」(当たり前ですが)と思いました(笑)。作った時は白かったので、見事な味噌色になっていたので嬉しくなっちゃいました♡

日々食しているものや道具は身近にあって“食べる”ということが容易で当たり前ですが、木桶味噌ができるまでにはいろんな過程と長い時間をかけてやっと食することができました。杉を育て製材し、桶を作る。大豆を作り、お米を作り、味噌を仕込む。半年寝かせて味噌ができる…。私は味噌を作ったこともなかったので、前回仕込んだ味噌を使って調理して食べたご飯はとっても美味しくて、食のありがたみを実感しました。昔の人はいろんな道具も身近なもので手作りして、保存のきく食べ物に加工する術を持っていたなんて感心ですよね!昔ながらの製法で作る発酵食品はこの便利になった時代でも受け継いでいきたい文化ですね!

※前回のレポートはこちらから↓
材料は全て郡山産!?木桶プロジェクト×宝来屋本店の味噌づくりワークショップレポート

ワークショップで指導に当たってくれた宝来屋本店では、味噌の他にもあま酒や醤油こうじなども作っているので、発酵食品について興味が出てきた人は下記の記事もチェックしてみて。
“飲む点滴”“冷え性改善”の甘酒。 郡山市「宝来屋」の甘酒工場に潜入してみた!

※この記事は2022年7月に制作したものです。内容は取材当時のものです。

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