愛情館のレシピ「免疫力UPにうれしい煮込みレシピ」

料理に季節の野菜や果物を使うことは、その時期に必要な栄養を摂ることができるって、知っていましたか?いつも新鮮な野菜や果物が集まる、郡山の台所「愛情館」のスタッフさんが冬バテ気味の体を元気にするレシピを教えてくれました!

①鶏もも肉のリンゴ煮


冬の果物・リンゴが大活躍♪ニンニクパワーでスタミナもつくボリューミーな肉料理の完成!

【材料】(2人分)
・鶏もも肉 大きめ1枚
・リンゴ(すりおろし) 1/2~1個
・ニンニク(すりおろし) 1片
・めんつゆ 大さじ3(お好みの量で)

【作り方】
1.鶏肉を一口大に切る。
2.プライパンで鶏肉の表面を焼く。両面しっかり焼くことで香ばしさアップ!
3.すりおろしたリンゴ、ニンニクとめんつゆを入れて煮込む。
4.鶏肉に火が通ったら完成。
※リンゴが甘い時は少し醤油を加えてみてください。

【Point】
リンゴは実はお肉との相性抜群!さっぱりした甘さと、華やかな香りでいつものお料理がワンランクアップします。ついつい余らせちゃうリンゴがあれば、ぜひ挑戦してください。

②御前人参と冬キャベツの甘炒め煮


栄養を蓄えた郡山自慢の人参とキャベツのシンプルな蒸し煮。常備菜としても◎!

【材料】(2人分)
・御前人参 1本
・キャベツ 1/4個
・生姜(すりおろし) 1片
・砂糖 小さじ1
・醤油 大さじ1
・だしの素 小さじ1
・油 適量
※砂糖・醤油・だしの素の代わりにめんつゆでもOK。

【作り方】
1.人参の皮をむき、5cmくらいの短冊切りにする。キャベツは食べやすい大きさに切る。
2.フライパンに油を入れ人参がしんなりするまで炒めたら、キャベツを入れて蓋をし、蒸し焼きにする。
3.キャベツがしんなりしてきたら砂糖、醤油、だしの素を加えて混ぜる。再度蓋をし、キャベツから出る水分で今度は蒸し煮にする。
4.お好みの柔らかさになったら完成。アツアツのうちにどうぞ!

【Point】
普通の人参とキャベツでももちろん美味しいですが、この時期にしか食べられない郡山ブランド野菜の「御前人参」でお試しください。シンプルな料理だからこそ、野菜そのものの美味しさをたっぷり味わえます!

③豚の肉団子&長ネギ&白菜のかき玉生姜スープ


食欲をそそる生姜の香りと食材の旨さがぜ~んぶ溶け込んだ体に染み渡る栄養満点スープ。

【材料】(2人分)
・長ネギ 1本
・白菜 大きめ1枚
・鶏ガラスープの素 大さじ1+1/2
・塩 少々
・水 400cc
・卵(かき卵用) 1個
・水溶き片栗粉 適量
・生姜(すりおろし) お好みの量で
A 豚挽き肉 120g
A 玉ねぎ 1/2個
A 生姜 1片
A 卵 1個
A 塩こしょう 少々

【作り方】
1.長ネギは薄く斜めに切り、白菜は食べやすい大きさにザクザク切る。玉ねぎはみじん切りにする。生姜は鍋用にすりおろし、肉団子用にみじん切りにしておく。
2.Aの材料をボウルに入れ、肉団子のタネをこねておく。
3.鍋に水を入れ、白菜と鶏ガラスープの素を入れて沸騰させる。肉団子のタネをスプーンなどで食べやすい大きさにすくって鍋に入れて煮込む。
4.肉団子に火が通ったら長ネギとすりおろした生姜を入れて、白菜が透き通るくらいまで煮込む。
5.水溶き片栗粉でとろみをつけ、沸騰させた所に溶き卵を回し入れる。
6.塩で味を整えたら完成。お好みで生姜をプラスすればさらにパワーアップ!

【Point】
体を温めたり、新陳代謝を高める効果を持つ生姜のパワーは皆さんご存知の通り。野菜やたんぱく質を組合せたスープは、風邪の時や食欲がない時、胃もたれをしている時にもオススメですよ。

【レシピで使用したのはこれ】

ふわっと糀味噌


【教えてくれた人】

(左)菊地さん・(右)景山さん
生産者直送の野菜・果物を販売するJA農産物直売所「愛情館」スタッフ。季節の食材を使った料理レシピも提供しています。

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※この記事はaruku2023年2月号に掲載したものです。

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