英語講師|プロフェッショナル夢名鑑  

aruku教育インタビューwith ベスト学院 プロフェッショナル夢名鑑 File vol.55

英語講師

林 晋作 さん
ユニバース英会話スクール講師

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-林さん(後ろ中央)と同じユニバース英会話スクールの先生たち-

「英語は異文化コミュニケーションの手段であり、
入口でもあります。 」

 

― 林さんが英語に興味を持つようになったのはいつからですか?

 私が高校生のとき、アメリカへホームステイをしたことがきっかけです。アメリカ・ペンシルバニア州の酪農家にお世話になったのですが、1ヶ月ほどいたのにホストファミリーと満足に会話できずに終わってしまいました。相手の話していることがさっぱりわからず、ほとんどイエスと答えてばかりでしたね。それがすごく悔しくて、これからはちゃんと“使える英語”を身につけようと思い、それから真剣に英語を勉強するようになりました。参考書を読む以外にも、英語で手紙を書いたり漫画を描いたりして応用させていました。それも英語以外の授業中にこっそりと。だから英語の成績に関しては学校で1番といえるほど、かなり自信をつけることができましたね。

― 高校生ですでに自信を持てるほど英語をものにしていたんですね。

 自信を持つと今度は自分の知識を試したくなるんですよ。英語の参考書を読んでいても、解答に納得がいかないと生意気にも「ここはこういう訳になると思います」と書いた手紙を出版社へ送ったりしていました。使い方は間違っていたんでしょうけど、外国人相手にも自信満々で会話していましたし。今思うと本当に怖いもの知らずですよね。でもホームステイを経験したことが、自信につながったのだと思います。

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-林さんの授業の一コマ。“過去完了形”って、みなさん覚えていますか?-

 

― プロフィールを見ると、大学ではモンゴル語を専攻していますね。なぜ英語ではなくモンゴル語を選んだのですか?

 高校の時から他の言語にも興味があって、フランス語やフィンランド語の勉強もちょっとしていました。東京外国語大学へ進学したのは、そのときに読んだフィンランド語のテキストを書いた先生がそこにいらっしゃって、その先生のもとで学びたいと思ったからです。でもその先生は私の入学と入れ替わりに他の学校へ異動しちゃったんですけどね。ですからフィンランド語は諦めて、専攻のモンゴル語に専念にしようと。モンゴル語は全く知らない言葉ではありましたが、戦時中、私の祖父が満州に行っていたこともあり、興味もあったので選択しました。

― モンゴルへは行きましたか?

 卒業する前に約1年モンゴルへ私費で留学しました。真面目に勉強したのは大学3年になってからですが、せっかく習った言葉をその国で実際に使ってみたいじゃないですか。向こうでの生活は学校と寮の往復ばかりでしたが、同じ留学仲間やJICA(国際協力機構)職員と野球をしたり、ラジオで日本人向けの番組のDJをしたりして、結構楽しく過ごすことができました。帰国後は東京にある航空会社のオフィスで5年ほど働き、福島に引っ越したのを機に転職しました。もともと人に教える仕事がしたかったので、ベスト学院で英語講師として働くようになったのです。

― 学ぶ立場から教える立場に変わりましたが、講師として心がけていることはありますか?

 英語が苦手な子の立場になって、常に平易な言葉を使った指導を心掛けていますね。どうしても勉強はテストの点数を重視されがちですが、結果ばかり追求してしまうと好きなものも嫌いになってしまいます。以前は、英語をもっと専門的に勉強できる環境にするにはどうしたらいいだろうと、自分自身ちょっと悩んだときがありました。そんな時に、ちょうどベスト学院で「ユニバース英会話スクール」を立ち上げる話が出て、その担当者に選ばれたのです。それからは英語を勉強するのが楽しい、と思える環境づくりにも心がけるようにしていますね。

―英語ができるすばらしさは何だと思いますか?

 英語が話せるようになると、世界中の人と交流が生まれるようになります。いわゆる異文化コミュニケーションですね。みんなそれぞれアイデンティティがあり、それぞれの習慣があります。例えば日本では始まりの時間を守るのに対し、アメリカでは終わりの時間をきちんと守るとか。私も学生時代のホームステイや留学を通じて、新しい価値観を知ることができましたし、同時に自分の視野がすごく広がりました。同じように生徒たちがホームステイから帰ってくる姿を見ると、みんな堂々としていて自信をつけてきたな、と変化を感じます。今は留学する日本人が2004年をピークに年々減っていますが、英語をある程度学んだら、必ずその国を訪れて言葉を使ってみるべきだと思いますね。せっかく学んだ英語を、テストの結果だけで評価してしまうのはやはりもったいないですから。
英語を身につけることはすごく大層な感じに聞こえますが、英語はコミュニケーションの手段にすぎません。たくさんの出会いを通じて、自分の世界を広げていってほしいですね。

-先生たちのもとで、子どもたちも楽しく英語を学んでいます-

サブ_R

サブおふざけ_R
お名前
林 晋作(はやし しんさく)さん
出身地
山梨県山梨市
出身校
東京外国語大学 外国語学部 モンゴル語専攻
座右の銘
「Perfect Preparation Prevents Poor Performance(=完璧な準備が雑な仕事を防ぐ)」頭文字が全てPなので気に入って覚えているそう。ボビー・バレンタイン元野球監督が引用した名言としても知られています。
お休みの日の過ごし方
洗車とドライブ、料理。

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