■副所長 営業部長兼務 猪俣 浩司さん(郡山市出身)
複数回の資格試験に挑戦し、社会保険労務士の資格を取得。お子さんの誕生を機にサービス業から転職。現在は営業部門を統括。
■橋本 良子さん(郡山市出身)
2022年入職。産休・育休を経て2025年5月に復帰。企業の社会保険・労働保険の各種手続き、給与計算などの業務に加え、助成金申請のサポート業務も担当。
■古川 千絵さん(郡山市出身)
子育て中に国家資格の取得に興味を持ち2023年に入職。社会保険・労働保険の各種手続き、給与計算などの業務を担当。
企業の社会保険の手続きや給与計算をサポートする仕事
―みどり人事サポートの主な業務を教えてください。
猪俣 法人様を対象に、社会保険関係の手続きや給与計算、就業規則の作成や助成金の申請サポートなどの業務を行っています。会計事務所グループとして、他の社会保険労務士法人では対応が難しいトータルサポートを強みにご要望にお応えしています。
―仕事で大切なことや注意していることはどんなことですか?
橋本 給与計算には絶対に間違いがあってはいけないので、とにかく丁寧な作業を心掛けています。私自身は直接お客様と顔を合わせる機会はほとんどありませんが、丁寧に取り組めばきっとお客様に何かが伝わるはず。そう思いながら作業しています。

橋本良子さん
猪俣 私たちの仕事は、事務所が違えど同じ手続きをするため、競合事務所様とは差別化がしにくいのですが、その中でも選んでいただくために、お客様からは見えないところでも丁寧に作業することを心がけています。
女性が活躍できる環境づくりで「えるぼし認定」を取得
―職場の雰囲気を教えてください。
古川 入ってすぐに思ったのが、笑顔が多い職場だということ。わからないことがあって声をかけたとき、どんなに初歩的な質問でもにこやかに教えてくれるなど、質問しやすい雰囲気です。

古川千絵さん
―橋本さんと古川さんは時短勤務をされているそうですね。
橋本 はい。朝8時50分から午後4時までの勤務で、子どもの保育所のお迎えも無理なくできています。
古川 私は最初8時50分から午後3時までの勤務でしたが、入社当初に比べて子育てが少し落ち着いたので、今は橋本さんと同じく午後4時まで勤務しています。
猪俣 多様な働き方に対応していくためにも、時短で働く方の要望に応えていくことは、働く方にとってはもちろん、会社にとっても大きなメリットだと思っています。今後も、優秀な人材確保・定着を目的に、午前中だけ、午後だけなど、ライフステージに縛られない、さまざまな働き方の形を模索していきたいです。
―2025年には女性の活躍促進において優れた取り組みをおこなう企業を厚生労働大臣認定する「えるぼし認定」を受けられました。
猪俣 「えるぼし認定」には5つの評価項目があり、その項目のいくつを満たすかで評価が3段階に分かれますが、私共はすべての項目を満たして最高ランクの評価をいただきました。2025年9月現在、全11名のスタッフのうち9名が女性です。これからも女性が安心して存分に能力を発揮できる環境を維持していきます。
社会保険労務士などの資格取得時のサポートも充実
―どんなときにやりがいを感じますか?
橋本 間違いのない正確な作業ができたときには大きな達成感があります。
古川 正確な仕事は、きっと何かしらの形で経営者様のお役に立つものだと思っています。そうして陰ながら企業の健全な運営に貢献できることがやりがいにつながっています。
猪俣 私は橋本さんや古川さんと違い、外に出てお客様と直接お話をさせていただく立場ですが、橋本さんや古川さんのようなスタッフがしっかりとバックオフィスを守ってくれているからこそ、私は安心してお客様のもとにうかがえます。役割が違うだけで、全員がお客様のお役に立てる仕事だと感じています。

猪俣浩司さん
―今後どんなふうに成長していきたいですか?
橋本 育休明けから関わるようになった助成金申請のサポート業務で知識を深めていきたいです。事業継続のために助成金を必要とされている経営者の方々をしっかりサポートできるように勉強を重ねます。また、今は育児中心の生活になっていますが、社会保険労務士の資格取得へ向けての勉強も再開したいと考えています。
古川 私も、社会労務士の資格取得を最大目標に、まずはワークルール検定と、余力があれば給与計算検定1級に合格したいと思っています。資格を取得する際は教材費やスクールの受講費などを最長5年まで支援してもらえますし、合格の際にはお祝い金がもらえるそうなので頑張りたいです。今はまだまだみなさんにたくさん助けてもらってばかりなので、その分をいつかお返しできるような存在になりたいと思っています。
仕事に対する興味と前向きな気持ちさえあれば、プライベートも大事にしながら大きく成長できる。三部会計グループには、そんな風土がしっかりと根付いています。
次回は、三部会計グループの一員として総務・人事及び経理業務の効率化・合理化の支援事業を行う株式会社バックオフィスソリューションのスタッフにお話をうかがいます。
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●入社2年目スタッフの本音座談会!県内屈指の規模を誇る会計事務所 郡山市「税理士法人三部会計事務所」~Vol.3 成長できる環境が本当にあった~
※この記事は2025年7月に制作したものです。内容は取材当時のものです。